ダイエット 漢方コラム
2018.07.25
自覚症状のない感染症に用心しましょう クラミジア感染症は性感染症のひとつで、音もなく忍び寄る不妊原因・・・こんな表現が当てはまる怖い病気です。 というのは、女性の場合、クラミジアに感染してもほとんどの方は自覚症状がありません。 自覚症状のないまま、感染は子宮から卵管へと広がり、卵管狭窄や卵管閉塞、ときには骨盤腹膜炎まで進みます。 卵管采のピックアップ障害もクラミジアが原因となっている場合があります。 クラミジア感染症は若い世代を中心に感染が広がる傾向にあり、卵管因子による不妊の重大な原因になっています。 症状は男性のほうが出やすいので、パートナーにクラミジア感染症らしい症状(濁った尿が出る、尿道にかゆみなどの違和感がある、排尿痛があるなど)があった時は、パートナーには必ず泌尿器科を受診してもらうことです。 女性も症状がなくても必ず検査を受けましょう。 女性の場合は産婦人科、泌尿器科、どちらでも検査を受けられますが、感染の広がりや不妊原因になっているかどうかの検査を兼ねます。 産婦人科で検査を受けるほうがいいでしょう。 クラミジア感染症の検査には、抗体検査と抗原検査があります。 抗体検査は血液検査で、過去の感染の有無がわかります。 抗原検査は膣分泌物中のクラミジアを調べますから、現在、感染が起きているかどうかがわかります。 その場合にはクラミジアを退治する抗生剤で治療します。 鶴見・横浜 不妊専門相談薬局 KANPORO松山漢方相談薬局 TEL 045-718-6801 松山 拓郎