ダイエット 漢方コラム
2015.01.13
肥満・老化を防ぐには?
最近太りやすくなった・肌のしみやシワが増えたなど、身体の変化を感じますか?
身体の老化現象は「酸化と糖化」が原因となります。
この酸化と糖化はしみやしわ、痒みだけでなく、動脈硬化を引き起こし生活習慣病に繋がります。
今回は酸化に着目したいと思います。
金属のサビと同じように酸素と細胞が結び付いて、身体もサビてきます。
それが「酸化」です。
身体の酸化によって細胞にダメージを受けてしまいます。
もともと「活性酸素」とは良いものと言われていました。
白血球の一部は活性酸素の力を利用して体内に侵入してきた細菌やウィルスを破壊してくれる働きがあるからです。
しかし研究が進み、活性酸素には種類があることがわかり、多くなると自らの細胞も傷つけてしまうことが分かっています。
★活性酸素が増加する主な原因★
①紫外線・放射線
紫外線を浴びると、皮膚を守るために活性酸素が働きます。
細胞の酸化を止めるために「メラニン色素」が発生し、シミの原因になります。
長期間目に紫外線が当たることで、白内障のリスクも高まります。
癌細胞を死滅させる放射線療法は良い細胞まで傷つけてしまいます。
②体内へ化学物質が入った場合
農薬・食品添加物・化学薬品・排気ガス・大気汚染物質などの今迄自然界には存在しなかった物質などが、体内に入ると活性酸素の発生へとつながります。
コンビニやスーパーのお惣菜、カップラーメンなどはほとんど食品添加物が使われています。
体内に取り込まれた食品添加物は肝臓で解毒・分解されますが、その多くが肝臓では分解できず体内に蓄積されていきます。
肝臓で分解される時に活性酸素が発生しますので、肝臓への負担となります。
③喫煙
煙草に含まれる発がん性物質のタールが肺に入ると、有害物質を排除しようと活性酸素が発生します。
活性酸素により肺の細胞へのダメージとなります。
④ストレス
ストレスがかかり、血管が収縮することで、活性酸素が出ることが分かっています。
睡眠不足や早食いなどにも注意しましょう。
健康で若々しくいるために、肌の老化や生活習慣病の予防になるよう「抗酸化」を心がけていきましょう
ビタミンE・ビタミンC・亜鉛などの栄養を摂り、バランスの良い食事をしましょう。
KANPORO松山漢方相談薬局ではダイエットカウンセリングを行っております。
皆様の生活に合わせたアドバイスを行います。
痩せる習慣・太らない習慣を身に付け、太っている自分とさよならしましょう(●^o^●)