ダイエット 漢方コラム
2013.10.08
基礎代謝をアップさせよう
基礎代謝は、成人男性で約1500キロカロリー程度です。基礎代謝は17歳くらいから落ち始め、35歳を過ぎるとガクンと低下し、以降そのまま下がり続け、それに並行して体温も低下してきます。
基礎代謝を上げるには、運動で筋肉をつけるのが一番です。
体温が1℃上昇すると、代謝は約12%アップすることを考えると、筋肉以外でも体温(熱)を多く産生する臓器の働きを活性化させることも大切です。ちなみに、温暖安静時の部位別熱産生は、骨格筋20%、肝臓20%、脳18%、心臓11%、腎臓7%、皮ふ5%、その他19%となっています。筋肉運動(労働)をすると、心拍数の増加も伴いますので、骨格筋と心筋からの熱産生はさらに増加し、代謝のアップに結びつきます。脳は、安静時にさえ18%の熱産生をしているのですから、考えたり悩んだりすると、その働きが増えてさらなる熱産生=代謝のアップをもたらすわけです。よってほとんど運動らしい運動をしない作家の方々に肥満が少ないのは、脳をフル回転させエネルギーを消費しているからでしょう。筋肉、心臓、脳をはじめ、肝臓、胃腸、腎臓など人体のあらゆる臓器の働きをコントロールしているのが、東洋医学でいう『気』です。『気』の働きを強めると『血』と『水』の流れがよくなり体内に力がみなぎり代謝がアップするとされています。気の流れをよくする食物として、生姜、ニラ、ニンニク、ネギ、玉ねぎ、ラッキョウ、シソなどがあります。
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