ダイエット 漢方コラム
2018.08.29
皆様こんにちは(^▽^)/
松山漢方相談薬局スタッフの美憂です☆
今日は「水太り」についてお話します!
しっかりダイエットしていて、たくさん食べているわけでもないのに
なぜかなかなか痩せなかったりなんだかぽっちゃりして見える・・
なんてことはありませんか?
それはもしかしたら、脂肪太りではなく
むくみが慢性化している「水太り」の可能性が考えられます!
水太りの文字だけ見ると水の飲みすぎが原因だと思われがちですが
水はそもそもカロリーがないので
適切に排出されていれば太ることはありません。
水太りは代謝機能の悪化が原因で本来汗や尿として排出されるべき老廃物が
体内に溜まり、むくみが慢性化することで起こります。
これからあげる項目の中で当てはまるものが多いほど
水太りの可能性があります。
・デスクワークや立ち仕事などで同じ体勢が続く
・運動をしない
・冷え性で手足が冷たい
・便秘になりやすい
・夕方になると靴がきつくなる
・味が濃いものや塩分が多いものが好き
・靴下や下着の跡がなかなか消えない
・顔がむくみやすい
・疲れやすい
・痩せやすい
・足がいつも重くてだるい
・慢性的に睡眠不足だったり睡眠時間が不規則
半分以上当てはまる人は生活習慣の見直しが必要です!
【水太りの原因】
水太りの原因は様々ですが、その多くは生活習慣に問題があります。
・運動不足や同じ姿勢が続くことによる血行不良
運動不足で筋肉が使われないと血流が滞りむくみの原因に。
デスクワークや立ち仕事で同じ姿勢が続いてもむくみがちになるので
定期的にストレッチして血行を促すことが大切です。
・塩分の摂りすぎ
食塩に含まれるナトリウムは身体に必須の栄養素ですが
過剰に摂取すると体内に余分な水分を取り込んでしまいます。
過去の記事でも紹介しましたが、味付けで工夫しましょう。
(出汁や酸味を使ったりなど)
・身体の冷え
冷えると身体を縮こめがちになり、新陳代謝も悪くなり
リンパの流れが滞ります。
また、冷えで乱れたホルモンバランスがむくみの原因になったりします。
・お酒の飲みすぎ
お酒を飲んだ翌日、顔がパンパンに腫れていることはありませんか?
アルコールは血管の透過性を高めるため水分が通りやすくなります。
その上、血中アルコール濃度を薄めるために
血管も水分を吸収しやすくするためむくみを引き起こしてしまいます。
お酒はほどほどにしましょう!
このように、水太りの原因はたくさんありますが
この水太りによるむくみは長い間放置してしまうと
肥満になってしまう可能性も否定できません。
その原因のの一つが「セルライト」と呼ばれる皮下脂肪です。
セルライトは蓄積された老廃物やコラーゲン繊維、タンパク質などが
絡まり合ったもので、皮膚に凸凹が出てしまい、見栄えは良いものではありません。
むくみを放置してしまうと、セルライトが付きやすくなり
さらに皮下脂肪がつきやすくなることによって
ダイエットしても痩せにくい体質になってしまいます!
では、水太りを解消するにはどうしたら良いのでしょうか?
効果的な対策をまとめていきます。
対策①むくみに効くお茶を飲んで老廃物を流す
利尿作用があったり、塩分や水分量を調整する働きのある
「カリウム」が含まれているお茶に変えると効果的です。
*黒豆茶
*ハトムギ茶
*ゴボウ茶
*桑ノ葉茶
*ヨモギ茶
*ジンジャーティー
*ルイボスティー
など。
なるべく身体を冷やさないようにホットで飲むのがオススメです。
②骨盤周りの筋トレで巡りのよい身体作り
骨盤周りは身体の中でも特に大きな筋肉が集まっていて
この筋肉を鍛えることで代謝やめぐりを良くしてくれます。
★骨盤周りの筋トレのやり方★
1、太ももの間にタオルケットを挟み、膝立ちで座る。
2、タオルケットをお尻にしまい込むようなイメージで
ゆっくり呼吸をしながら息を吐いたときに肛門をぎゅっとしめる。
3、ゆっくり息を吐きながら肛門を緩める。
この動作を5回ずつ、3セット行います。
③湯船に浸かって身体を温める
むくみの原因となる冷えを防ぐことも大切です。
出来れば入浴時はゆっくり湯船に浸かると良いでしょう!
湯船に浸かることで身体が温まり、身体の調子も整います。
汗をかくことで余分な水分の排出にも繋がります。
出来れば毎日、湯船に浸かってみてください!
④食生活を改善してみる
塩分過多が原因で起こるむくみには「カリウム」を摂るのが効果的です。
→カリウムが含まれている食材
・野菜類→きゅうり、ほうれん草、エリンギ、干しシイタケ など
・海藻類→ひじき、昆布、海藻わかめ など
・豆類→ナッツ類、納豆 など
・果物類→メロン、あんず、バナナ、リンゴ、プルーン など
・魚介類→いわし、サクラエビ など
また、血行を促進するビタミンEを摂ることでも
むくみの改善が期待できます。
→ビタミンEが含まれている食材
・アーモンド
・カボチャ
・モロヘイヤ
・たらこ
・いくら
・赤ピーマン
など
これらを食事に取り入れてみてください。
長い間に身に付いた生活習慣ですのでいきなり全部を変えるのは
大変かもしれませんが、少しずつやれることから実践してみてください!
ダイエットしてもなかなか痩せない方は
そのダイエット方法に何か問題があるかもしれません。
気を付けていたことが逆に太る原因になっていたりなんてことも・・
松山漢方相談薬局ではダイエットカウンセリングも行っています。
カウンセリングはもちろん、同時に体調チェックも行っているので
一人ひとりに合ったサポートができます。
脂肪を落としたい方も、健康的に痩せたい方も、
リバウンドしてまた体重を戻したい方も、
お悩みの方はまずは一度ご相談からしてみてください!
ご予約はお電話にて受けつけております。
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