ダイエット 漢方コラム
2018.08.11
男性不妊は治りにくい? 近年、男性不妊が大きな問題として取り上げられるようになったのは、女性不妊よりも治りにくいからです。 男性不妊のもっとも多い原因である『精子形成障害』を治す方法が確立されていないのです。 現代の医学では、『精子をつくる』ことは難しく、漢方や食事療法に頼ることになりがちです。 松山漢方相談薬局では、個人で身体に必要な栄養素も異なり、漢方薬も体質・体調によって様々ですので、個人に合わせたプランニングができます。 あきらめずに漢方薬や自然薬で体質改善に取り組みましょう。 男性不妊の原因はさまざま 不妊に悩むカップルの大半は、『不妊症は女性の問題』だと考えているかもしれません。 しかし、WHO(世界保健機関)の調査によると、不妊原因の半分が男性側にもあることがわかっています。 男性不妊の原因には、精子形成障害、精子通路障害、そして性機能障害などがあります。 男性不妊の原因のなかでも『精子形成障害』がもっとも多く、全体も約9割を占めています。 これは精子が精巣でつくられる過程に何らかの問題があるケースで、精子数が少ない、精子がいない、などがあてはまります。 性機能障害は心因性の問題 精子の状態以前の問題として、夫婦の性生活がうまくいかないケースも少なくありません。 不妊に悩むおよそ3割近くのカップルが、勃起障害やセックスレスなど、『性機能障害』の問題を抱えているともいわれています。 いずれも原因の多くはストレスです。 最近は不妊治療がきっかけで性機能障害が発症してしまうケースも多いようですから、肩に力を入れず、のんびりとした気持ちで治療にのぞんだ方がいいかもしれません。 また、精子の通路障害は、精子が睾丸から出てきても、排出されるまでに詰まってしまい、外に出られないというケースです。 精子形成障害の種類について 精子形成障害には、精子自体に異常がある場合と、精液の量に問題がある場合があります。 精子の異常については、無精子症、精子減少症、精子死滅症、精子無力症、奇形精子症などがあります。 『無精子症』とは、精液のなかに1個も精子がいない状態のことをいいます。 精子はいても、精液中の精子の数が通常の3分の1以下である場合を『精子減少症』と呼びます。 精子減少症の場合、精子無力症や奇形精子症(奇形精子が6割を占める場合)を併発している可能性があるので注意が必要です。 また、精子の数がふつうであっても、運動率が限りなく低く、受精できない精子ばかりの状態を『精子死滅症』といいます。 一方、死滅症ほどではなくとも、運動能力の低い精子が7割を占める状態は『精子無力症』と呼ばれます。 精子通路障害は精管の問題です。 ふつう、精巣でつくられた精子は、精管、精道を通り、精嚢を通って男性器から放出されます。 精子がつくられているにもかかわらず、精子を放出できない『精子通路障害』は、この過程に何らかの問題があることが原因です。 その原因は主に、逆行性射精、ヘルニア(脱腸)手術の後遺症、精巣上体炎、精嚢の炎症、先天性精管異常などがあげられます。 いずれも精管に問題があるケースが多くみられます。 不妊症でお困りな方や、これから授かる準備をしたい方など、一度夫婦揃ってご相談下さい。 横浜桜木町店は10月から新規オープンの予定です。 桜木町のお問い合わせも、現在、鶴見店で承っております。 横浜桜木町店共々、宜しくお願い致します。 鶴見・横浜・桜木町 不妊専門相談薬局 KANPORO松山漢方相談薬局 TEL 045-718-6801 松山 拓郎