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ダイエット 漢方コラム

今さら聞けない妊娠の仕組み  鶴見 横浜 不妊専門相談薬局  

2018.01.04

今さら聞けない妊娠の仕組み     妊娠の始まりはセックス。ここまでは男女双方が自覚できることです。しかし、体内で起こる妊娠の様子は目には見えません。 妊娠が成立するまで、女性の体にはどんなことが起こっているのでしょう。わかりやすく説明していきます。  妊娠の仕組みは、卵子が排卵される→射精された精子が卵管に到達する→精子と卵子が受精する→受精卵は発達しながら子宮へ運ばれ、子宮内膜に着床するというプロセスを踏みます。 ですから卵子と精子の話から始めないといけません。   ①排卵された卵子は 卵子は卵巣から排卵されます。卵巣から飛び出した卵子は、すぐに卵管の先端にある卵管采にピックアップされて、卵管の中に取り込まれます。 卵管はとても細い管ですが、卵子は一番太い部分の卵管膨大部というところへ運ばれ、タイミングがよければ精子と出会うことができます。   ②精子の過酷なロードレース 精液の中には通常、数億個の精子がいて、射精と同時に授精の場である卵管へと旅を始めます。元気のいい精子のスピードは秒速10メートルともいわれますが、卵管へ到達するまでの道のりは、まさに過酷なロードレースといっていいでしょう。 最初の関門、膣の中は自浄作用のために強い酸性に保たれていて、ときには億単位の精子がここで生命を絶たれてしまいます。次の関門は子宮の入り口にあたる子宮頸管です。 排卵期の子宮頸管では、精子が移動しやすい状態に変化した頸管粘液が迎えてくれます。 それでも、卵管の入り口がある子宮の奥へ進める精子の数は数千個から数万個です。形に問題がある精子や運動能力の弱い精子はどんどん脱落して、元気のいい精子だけが卵子との待ち合わせ場所、卵管へ到達します。 その数は百個程度。ときには十数個まで減っています。さらに、排卵された卵子の生存時間は約8から10時間。 制限時間のあるチャンスを逃さないために、精子が先に卵管に到達し、卵子を待つほうが有利です。   ③卵子と精子がひとつの細胞になる授精 卵子に出会えた精子たちは、力を合わせて卵子の外側を覆う膜を溶かし始めます。 やがて膜が破れると、1個の精子が卵子の中に侵入します。その瞬間、卵子の扉はピタリと閉じられ、ほかの精子は入れません。 多精子授精といって複数の精子が侵入する授精異常を防ぐ仕組みです。 卵子に入った精子はまさに強運の持ち主といえます。精子の侵入後およそ7時間から10時間たつと、別々の細胞だった卵子と精子は融合し、ひとつの細胞になります。 授精の瞬間です。精子の役割は受精卵に父方の遺伝子を伝えること。こうして両親から遺伝子を半分ずつもらった新しい生命、受精卵が誕生します。なお、受精は卵管の一番太いところの卵管膨大部で起こります。   ④受精卵が着床すると妊娠 受精卵は、最初はひとつの細胞ですが、すぐに2個、4個、8個、16個という具合に、細胞分裂を繰り返します。 こうして発達しながら卵管から子宮へと移動を始め、受精から5日ほどたつと、子宮内膜に着床できるぐらいまでに発育します。 子宮に到達した受精卵は、柔らかく厚くなった子宮内膜に潜り込むようにして接着したあと、しっかりと根を張っていきます。 受精卵が子宮内膜に接着することを着床といい、着床=妊娠の成立です。   漢方薬や自然薬のできること。 漢方薬や自然薬は、こうした正常の妊娠に導くために、妊娠力を向上する、もしくは正常にする目的に用いることが多くなります。 妊娠ができるなどと言った魔法の漢方薬やサプリメントなど存在しないのが良くわかると思います。 正しい漢方薬や自然薬、サプリメントの選び方にお困りな方など、ご相談して下さい。     鶴見・横浜 不妊専門相談薬局 KANPORO松山漢方相談薬局 TEL 045-718-6801 松山 拓郎          

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