ダイエット 漢方コラム
2018.01.05
卵子も年をとります その昔、生殖や授精の仕組みがまだ解明されていない時代には、精子は赤ちゃんと同じヒトの形で男性の体内にいると考えられていました。 当時の医師たちはセックスによって、とても小さなヒトが女性の体内に入り、発育して、赤ちゃんとして生まれて来ると信じていたのです。 当時の人にとっては、女性の体内にも卵子という生殖細胞があり、女性の体内で卵子と精子が受精して受精卵ができるということや、授精卵は子宮の中で胎児として発育し、時を経て赤ちゃんとして誕生するなんて、想像もできなかったことでしょう。 それどころか、卵子は女性が1歳、年をとると1歳分老化する一方、精子は老化しないということなど、思いも寄らなかったのではないでしょうか。 このような不公平が起こるのは、卵子と精子が作られるプロセスが違うためです。 卵子の基礎となるのは、原始卵胞です。 原始卵胞は簡単にいうと、発育途中の卵子で、お母さんのおなかの中にいる胎児期に卵巣に発生します。 そして、そのまま発育途中の状態でいったん休眠します。 原始卵胞が目覚めるのは、思春期。子供期を卒業して生殖期の始まりを迎え、さまざまな性腺ホルモンが分泌され始めると、原始卵胞は再び発育を始め、排卵が起こるようになります。 さて、原始卵胞は胎児期に作られたまま、その後、新しく作られることはありません。つまり、思春期以降に発育を再開する卵子の基礎は、胎児期から長い間、卵巣に保存され、女性の年齢の分だけ、加齢しているわけです。 しかし、男性は違います。精子は思春期以降、日々新しく、休みなく作られます。 精子が卵子と授精できる力をもつ完成精子になるには約75日かかりますが、毎日作られる精子数は多く、1日5千万から1億個ともいわれます。 一方、卵子は1回の月経周期に原則としてたった1個しか排卵されません。 なぜ、精子はこんなにたくさん作られるのでしょう。 答えは、射精後の精子には厳しい生存競争が待っていることにあるようです。1回の射精で放出される精子数は、1億個から多いと10億個といわれますが、卵子のそばに辿りつけるのはわずか数十個から100個程度なのです。 このように漢方薬や自然薬は、性別だけでも毎日服用するものが異なります。 さらには、体質や体調など個人でも異なるため、現代の情報社会に惑わされないで正しい漢方薬や自然薬を服用してもらいたいものです。 鶴見・横浜 不妊専門相談薬局 KANPORO松山漢方相談薬局 TEL 045-718-6801 松山 拓郎