ダイエット 漢方コラム
2018.06.28
皆様こんにちは!
松山漢方相談薬局スタッフの美憂です(^▽^)/
「しっかり睡眠をとらないと太りやすい」
聞いたことはありませんか?
これは本当にそうなのです。
今では「寝ないと太る」と断言されるくらいです。
今日は、睡眠不足だとなぜ太るのか説明していきます。
まず、覚えて欲しいホルモンの名前があります。
「レプチン」と「グレリン」です。
きちんと眠らなかったり、不規則な生活を続けていると
ホルモンの分泌のリズムが睡眠の質が下がり
食べ過ぎなどによって体重が増加しやすくなります。
では、二つのホルモンの役割と乱れるというのは具体的に
どう乱れるのかお伝えしていきます。
・レプチン
レプチンには食欲を抑えてくれる働きがあります。
脂肪細胞で分泌されるレプチンは
脳にある食欲中枢に「お腹いっぱい!」と
満腹信号を送る役割を果たしています。
ちなみにレプチンの語源はギリシア語で
「軽い」を意味する「レプトス」であるとされていて
まさにダイエット成功の鍵を握るホルモンと言えます。
・グレリン
グレリンは空腹信号で食欲アップする働きがあります。
逆に、胃から分泌されるグレリンは食欲中枢に
空腹信号を送ります。
つまり、食欲を増進するホルモンなのです。
すでに十分なカロリーを摂っているはずなのに
「もっと食べたい」や「甘いものは別腹」と思ってしまうことは
グレリンの働きが関係していると言われています。
もちろん、どちらも人体には必要なホルモンなのですが
ダイエットや体重管理にはあまりにも好対照ですね。
レプチンはダイエットの味方になりますが
グレリンはダイエットにとっては悪役のホルモンと言って良いでしょう。
これらが、睡眠不足になるとどうなるかというと・・
レプチンが減ってグレリンが増えてしまうのです。
睡眠が5時間の人よりも、8時間の人の方が
レプチンが15%増えて、グレリンが15%減ったという
結果も出ているそうです。
つまり、ダイエットの大敵であるグレリンが多く分泌され
満腹を感じるレプチンが減ってしまうため
必要以上に食べ過ぎてしまい
結果、太りやすくなってしまうということになります。
睡眠不足になりがちという方に
ぐっすり眠れる方法がいくつかあります★
実践しているものもあると思いますが
まだやっていないことがあればぜひやってみてください。
*毎日決まった時間に起床する
休みの日に夜ふかししてしまうと肝心の仕事の日に
早起きしにくくなってしまいます。
*朝は太陽の光を浴びる
起床後に太陽の光を浴びると体内時計がリセットされます。
リセットから15~16時間後に眠気を感じやすくなる
ということがわかっています。
*20分ほどの昼寝を楽しむ
夜間に必要な睡眠がとれなかった場合は
適度な昼寝が眠気防止や作業能率をあげることが
できます。長すぎると生活リズムが乱れるので
30分以内が良いでしょう。
*寝室はちゃんと暗くする
寝室はきちんと暗い方が良いでしょう。
また、光の明るさは白っぽい光は暖色系の光に比べて
覚醒作用が強いことがわかっています。
*寝室の温度や湿度を快適にする
寝室の温度は、高すぎても低すぎても
深い睡眠を妨げてしまいます。
同じ温度でも湿度が高い方が睡眠の質が
下がるそうです。
*寝る前にカフェインを摂らない
カフェインには覚醒作用があり寝つきを悪くします。
利尿作用もあるので、夜中に尿意で目が覚めたりもします。
*寝酒はしない
飲酒によって眠気が生じやすくなり寝つきは良くなる反面
睡眠の質が浅くなってしまいます。
*眠くなってからベッドに入る
眠くないのに無理に寝ようとするとかえって
リラックスできなくなって寝つきが悪くなってしまいます。
ベッドに入って30分ほど経っても眠れなかったら
一度ベッドから離れて気分を変える工夫をしましょう。
いかがでしたか?
他にも、ぬるま湯に浸かってみたり
軽い音楽鑑賞も良いと思います。
リラックスできる方法を見つけてみてください☆彡
松山漢方相談薬局ではダイエットカウンセリングも行っています。
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