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ダイエット 漢方コラム

ダイエットのお悩み(1日1食でドカ食いしてしまうケース)

2013.10.16

『ダイエットをしていて、1日1食ドカ食いをしてしまうケース』

ダイエットをしているので1日1食にして、食事の回数は減っているのに、なぜ体重が増えてたんでしょうか?総カロリーが同じなら、1回にたくさん食べても太らないはずですよね?という質問がダイエットカウンセリングをしていて質問されます。

残念ながらこれは間違った認識です。ラットの実験では総カロリーが同じなら、1日3食に分けて食べるより、1日1食のほうが、あきらかに多量の脂肪蓄積が見られるという結果が出ています。これは、食事を抜いたことによって一種の飢餓状態にある身体が、栄養を一気に摂り込もうとしているからだと推測されます。人間の場合も同様で、1日1回まとめて摂取した場合、当然ですが一度に全カロリーを使い切れません。その結果、過剰に摂取したカロリーはとりあえず体脂肪として蓄積されます。しかし欠食時には、体脂肪を優先的に燃焼してくれるわけではなく、血糖や筋肉のグリコーゲンなども同時に分解し消費エネルギーに回します。基礎代謝の消費量が最も高い筋肉も分解され、エネルギーに回される結果、基礎代謝が大きく下がります。そして、もっともっと太りやすい身体になってしまうのです。

最近、『1日1食ダイエット』や『断食ダイエット』など話題になっているようですが、健康のための減量という観点からは、まったくオススメできません。速効性を求め、一時的にダイエットをして、また太り、またダイエットを繰り返すようではダイエットが成功したとは言えないからです。太る習慣から痩せる習慣に変えていけば断食などせず、簡単に健康的な生活が送れるものです。健康的にダイエットしたいなら、『1日3食、バランスのいい食事を摂る』という、ごく当たり前で、でもとても大切なことをしっかりと守ってください。

 

『ダイエットをしていて、1日1食ドカ食いをしてしまうケースの解決方法』

①夜のドカ食いを防ぐため、夕方ごろに軽食を摂る

昼食が摂れなかったときは、夜のドカ食いを防ぐため、夕方ごろに軽食を摂りましょう。おにぎり1個でも栄養補助食品でも構いません。とにかく食事を分散させることが大事です。ただし、食事を摂っているのに、空腹時を作らず間食してしまうのはダメです。間食をしたいと思ったときは、1日3回の食事の内容を見直しましょう。

②朝、温かい味噌汁だけでも飲むようにする

温かい汁物は体温を上げてくれます。即席味噌汁でOK。そこにネギと納豆を入れれば、納豆汁になります。ミズーリ大学の研究によると、朝ご飯をしっかり食べた群は欠食群と比べ、日中の食べ過ぎが抑えられ、体重減につながったとのデータもあります。

③玄米食は脂肪やメタボ予防の最前線

玄米を食べるとメタボ改善と減量効果大との結果はすでに知られていたのですが、琉球大学グループが、玄米に高脂肪食への欲求を抑える成分が含まれていることを特定しました。玄米は精白米に比べ、食物繊維が4倍、ビタミン・ミネラルも豊富。しかも血圧降下作用のあるアミノ酸の一種であるGABAも豊富に含まれるとのこと。玄米を上手に活用し、食べ過ぎを防ぎましょう。

 

ダイエットは辛い、難しいとマイナスなイメージですが、それでは長く続きません。ダイエットは楽しくて、簡単なものなのです。

 

参考資料: なぜ あなたは食べ過ぎてしまうのか

著者 岡嵜 順子

 

 

 

 

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