ダイエット 漢方コラム
2021.09.20
こんにちは( ^∀^)b
松山漢方相談薬局 鶴見店スタッフ茉佑香です。
朝晩は冷え込み、お昼時は気温が高く不安定な天気が続いています。
夏場のダイエットはとりあえず汗をかいていれば痩せる!!と思っている人はいませんか?
ただ汗をかいて体重が落ちたとしても、脂肪がしっかりと落ちていなければ
ダイエット成功とは言えません。
今日は汗をかく正しいダイエット方法などについて載せていきたいと思います。
〜目次〜
汗が出る皮膚の場所を汗腺と言い、汗腺には
『エクリン腺・アポクリン腺』という2種類の汗腺が存在します。
エクリン腺とアポクリン腺との違いとは・・・?
★ エクリン腺
エクリン腺は、身体全身の皮膚の表面に存在していて200〜500万個
あると言われています。
エクリン腺は体温調節で出る汗になるので匂いも色も無いものとなります。
☆ アポクリン腺
アポクリン腺は、身体の限られた部分にしかなく
・脇の下
・下腹部
・乳首
などの毛穴と連結されています。
特に脇の下に多く分布されていて、汗は白く濁っていると言われています。
汗には脂肪分・ホルモン・色素・尿素・アンモニアなどの成分が含まれていて、
エクリン腺と混ざり合うことで体臭となります。
汗には冷や汗や気温が高いためかく汗など、色々な汗をかく原因があります。
その汗をかく原因とは?
① 温熱性発汗
温熱性発汗と言って、身体の体温調節(体温を一定に保つ)をする際に
かく汗のことを言います。
体温調節を行うためにかく汗とは
・気温の変化による体温調節
・風邪をひいた時に行う体温調節
・運動による体温調節
などのことを言います。
私たちは体温調節が出来ないことで、身体の中に熱がこもってしまうと
体調を崩してしまったり、命に関わることもあります。
汗をかくことで肌に水分が出来、肌の表面で蒸発した時に熱も一緒に
出ていくため体温を調節することが出来ます。
② 精神的発汗
精神的発汗とは、緊張した時や驚いた時などに暑くもないのに汗が出てきた・・・
などと冷や汗と言われる汗の種類となります。
冷や汗をかいてしまう原因として
・ストレス
・緊張
・不安
・体調不良
などを感じた時にかいてしまう汗のことを言います。
精神的に不安になった時は自律神経である交感神経(興奮作用)が優位になり、
副交感神経(リラックス作用)が劣位となります。
交感神経が優位になってしまうことで、汗をかきやすくなってしまうと言われています。
③ 味覚性発汗
味覚性発汗とは、唐辛子や火鍋などを食べた時に食べ物を口に含んだことの
発汗作用により汗をかいてしまうことです。
食べ物を食べて汗をかくのは辛味だけではなく、
・酸味
・苦味
・甘味
でも汗をかいてしまう人もいるそうです。
以上の3つが汗をかく原因と言われています。
悪い汗とはサラサラとした汗ではなく、ベタベタしてしまっている汗のことで
少し匂いがある汗と言われています。
なぜ悪い汗は良くないのかというと・・・
① 汗と一緒にミネラルも出てしまっている
ミネラルは生きていくうえで必要な栄養素となりますが、交感神経や汗腺の
機能の働きが悪いことで、ミネラルが再吸収されずに汗と一緒に身体の外へ
排出されてしまいます。
ミネラルが不足してしまっていると内蔵機能が低下してしまい、痩せにくい
体質に変わってしまうだけでなく、健康面でも影響が出てきてしまいます。
② 疲れやすくなる
悪い汗は大粒で蒸発しにくいと言われていて、体温を下げるために
多くの汗が必要となります。
汗をかくことは体力を使うことになるので、身体が疲れやすくなってしまいます。
③ 熱中症になりやすい
汗は血液から作られていて、悪い汗は皮膚に血液を送ろうとしてしまうため
脳に送る血液が一時的に少なくなってしまいます。
その結果脳に送る血液が少なくなり、汗で水分が奪われることで脱水症状に
なることや、体温調節が上手く出来ないため熱中症が起こりやすくなると言われています。
④ 臭いがある
汗はかいた時には臭いは無いのですが、時間がたつと汗の中のタンパク質や脂質が
酸化し、分解することによって臭いとなってしまいます。
☆ 悪い汗の特徴としては
・ベタベタしている
・蒸発しにくい
・汗の粒が大きい
・臭いがある
などが考えられます。
良い汗をかけ!!と言いますが、どんな汗をかけば良いのでしょうか?
① 美肌効果
汗をかくと皮膚の表面がふやけて角質が剥がれやすくなります。
古い角質が早く剥がれ落ちることで肌のターンオーバー(皮膚組織の一番
上である表皮で起こる、皮膚の生まれ変わり)が正常化し、ハリやツヤの
ある肌を作りやすくします。
汗に含まれる『ダームシジン』という物質が細菌に感染しないように分泌される
と言われているので、肌を綺麗に保つ効果があると言われています。
② 身体の毒素を排出する(デトックス)
身体にある毒素は
・脂肪
・有害化学物質
・食品に含まれる添加物
・水道水に含まれる鉛
・車の廃棄ガス
・紫外線
・タバコの煙
など色々な種類が考えられます。
パパッと適当に運動すれば身体の中の毒素を外に排出するわけではなく、
半身浴を行ってしっかりと汗をかくことや、運動を20〜30分続けて
身体の芯の部分が温まることが大切になります。
良い汗をかき毒素を外へ排出する効果があると言われています。
④ ストレス発散
よくストレス発散方法として、運動を行って汗をかくという方法がありますが、
汗をかくことでデトックスが出来るため気分がスッキリし、ストレス発散になり
暴飲暴食をしなくなります。
★ 良い汗の特徴としては
・水のようにサラサラしている
・臭いが無い
・汗の粒が小さい
などが考えられます。
良い汗をかけば良いと言いますが、良い汗をかくにはどんなことを意識すれば
良いのでしょうか?
① 適度な運動
良い汗をかくには無理に運動をする必要はなく、適度に運動を行って汗をかく
必要があります。
適度な運動とは軽い有酸素運動のようなことで、無理のない
・ウォーキング
・ジョギング
などが良い汗をかく方法となります。
② ストレッチやヨガ
身体が硬いと代謝が低くなり汗をかきにくく、良い汗が出ないと言われています。
ストレッチやヨガを行うことで筋肉を柔らかくすることで、血流が良くなり
代謝を上げやすくするだけでなく、リラックス効果や疲労回復効果が期待出来る
と言われています。
③ 身体を芯から温める
気温が高く暑い夏は湯船に浸かることなく、シャワーで済ませてしまう人も
多いかもしれませんが、身体を温めるだけで血流が良くなり、代謝が上がる
だけでなく睡眠の質も上がり、さらに痩せやすい体質を作ることが出来ると
言われています。
忙しくてゆっくり湯船に浸かっている時間が無い!!という人は手足だけをお湯に
浸けるだけでも汗腺が活性化されて汗がかきやすくなります。
足や手だけを温める場合は少し熱めのお湯(42~43℃)を準備して温めると
良いでしょう。
適当に汗をかけば痩せる!!のではなく、健康にもダイエットにも良い汗を
かかなければなりません。
今日のブログを参考に試してみてください。
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