ダイエット 漢方コラム
2014.09.23
昨日は、「運動のみのダイエットは効率が悪い」と伝えました。
今日は少し詳しく掘り下げてみようと思います。
ジムに通って運動しても、体重が減らない。
と感じている人もいるでしょう。
かつて言われていた基礎代謝量
(基礎代謝量とは、1日何もせず寝ている状態でも消費するエネルギー量)
の内訳は、約40%を筋肉が占めていて、残りの60%が内臓と言われていました。
しかしこんな記事があります。
安静時における臓器別エネルギー消費量.
重量(kg) 代謝率(kcal/kg/day) 代謝量の割合(%)
骨格筋 28 13 21.6
肝臓 1.8 200 21.3
脳 1.4 240 19.9
心臓 0.33 440 8.6
腎臓 0.31 440 8.1
脂肪組織 15 5 4.0
その他 23.16 12 16.5
計 70 100.0
基礎代謝量の内訳として、国際的によく引用される数値は、
以下の文献に引用されている、下記のような数値です。
Gallagher D, et al. Organ-tissue mass measurement allows modeling of REE and metabolically active tissue mass. Am J Physiol Endocrinol Metab 275: E249-E258, 1998.
http://ajpendo.physiology.org/content/275/2/E249.long
そう!内臓が代謝の8割を示し、運動で鍛える筋肉の割合は2割程度なのです。
適切な運動をすることで、
体脂肪燃焼の成長ホルモンおよびアドレナリン分泌・体力の向上・
生理機能の正常化・生活習慣病の予防・
普段の活動代謝を引き上げられるなどの効果はありますが、
基礎代謝量を上げて普段から痩せやすくなるというのは難しい話になります。
運動をやめると消費カロリーが減るため、単純に太ると感じてしまいます。
しかし
筋肉の70%は水分ですので、運動により筋肉が増えると、
その分、水分を貯めようとするため、体重が減りにくくなります。
よって運動で体重が減らないひとは、ひとまず休憩してみても良いでしょう。
まずは、
運動を増やすのではなく、太る原因を見つけてみましょう。
すべてをいっきにやめるのではなく、
毎時間あめやガムを食べる人は1日置きに減らしてみる。
飲みに行って食べすぎてしまう人は、
脂っこいものは避け、ヘルシーなものを食べるように心がけるなど。
少しずつ生活を整えていきましょう。
松山漢方相談薬局はたくさんの方に最後のダイエット場所として選ばれています。
その理由は、体組成計にて現在の身体のチェックを行い、毎日食べている食事や身体の異常・精神状態などチェックをします。そのデータに伴って効率よく脂肪を燃焼できるよう、その人にあった方法を検討させていただくからです。
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体質に合った漢方薬や自然薬を選ぶことがとても重要なことです。
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