ダイエット 漢方コラム
2015.01.17
食事の時間はどのくらいかけていますか?
しっかり食べ物を噛んでいますか?
飲み込むように食べる人を良く目にします。
太りやすい人はあまり噛まない方が多いようです。
昔に比べて柔らかい食事が多い現代は、早食いの人が多く、一口に3回程度が平均という人も少なくありません。
普段からゆっくり、しっかり噛む癖をつけましょう。
しっかり噛むことで身体にはとっても良いことばかりです。
なぜ噛むことは良いことなのでしょう。
①満腹中枢が刺激され食事量が減る
脳の視床下部にある満腹中枢が刺激され、満腹を感じやすくなります。
唾液によって糖の分解が進めば、血糖値が上がって満腹中枢が刺激されるので、少量でも満腹を得られるようになります。
②痩せるホルモンが分泌する
●レプチン
レプチンと言うホルモンは、満腹中枢を刺激し、溜まった脂肪を燃焼するように命令します。
食事後20分後くらいに分泌されます。
●ヒスタミン
唾液・消化液の分泌を促し、満腹感が得られやすくなります。
●セロトニン
精神を安定させ、ダイエットのイライラを抑えてくれます。
そのため、食べたいという衝動を抑えてくれます。
③食事によって消費するエネルギー量が増える
1日の消費量のうち、食事によって消費するエネルギー量(食事誘発性熱産生)は10%と言われています。
しっかり噛んで食事をすることで、消費量も上がることが分かっています。
たかが10%と思いますが、日々の積み重ねが大きく体重に関係してきます。
1口に25~30回を目安にがんばりましょう。
時間をかけて食べることで、すぐに満腹感を感じ、食事量が減っていくでしょう。
又、歯ごたえのあるものを食べるようにしましょう。
玄米・こんにゃく・根菜類・海藻類・するめなどなどを、料理の足しに使ってみてください。
KANPORO松山漢方相談薬局ではダイエットカウンセリングを行っています。
健康のため、美容のためと様々な方がダイエットに取り組んでいます。
仕事をしながらの方や子育てをしながらの人…その人に合わせた生活習慣へのアドバイスを行っていきます。
色々なダイエットを試しても痩せないという方は、最後のダイエットにしませんか?
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