ダイエット 漢方コラム
2017.03.07
『お子さんは?』の問いかけをストレスにしない 私が不妊相談でお話をしていると、数多くの不安を耳にします。 その中で不妊治療中、大きなストレスをもたらすことのひとつに、知人や親戚、ご近所さんからふと尋ねられる『お子さんは?』という問いかけです。 このような問いかけは案外やっかいなものなのです。 理由としては、問いかけた相手に悪意がないため、たとえこちらがその問いかけにより傷ついたり、不快感を覚えたりしても、怒りをぶつけることができないからです。 よくよく考えてみると、『お子さんは?』という質問は、非常にプライベートな内容を気軽に問いかける失礼な質問といえます。 しかし、問いかけた本人は、親でもない場合は、あいさつの延長のようなものとして、特に考えずに聞いただけで、そうした問いかけに、いちいち傷ついていては、あなたが損するばかりです。 質問にはこう答えるといいでしょう。 『頑張っているけど、まだなんです。』と受け流しましょう。 こう答えれば、いまは子供がいないけど、ほしいとは思っている、子供を授かるよう努力はしている、といったことが相手にしっかり伝わります。 それ以上余計なことを聞いてくる人はほとんどいません。 ただ仮に、突っ込んだ質問をしてくる人は、ただの失礼な人なので相手にしなくて構いません。 だだ、一番大変なのは、ご両親の問題です。 受け流すだけでは、なかなかうまくいかない場合があります。とてもブレッシャーになりストレスがかかることも多くあります。 相手に子供のことを聞かれて傷つくのは、相手に自分の状況をわかってくれなからでもあります。 いまは子供がいないけれど、決して子供が欲しくないわけではない。むしろ、子供が授かるように一生懸命努力していて、それがまだ実っていないだけ。と話し合う必要があります。 その話し合いの中で、一番の理解者は夫婦でもあり、夫婦で話し合い、協力的なコミュケーションを取れる環境を持つことが不妊治療の克服の近道でも言えると思います。 ただ、決して簡単なことばかりではありません。 こうした不安や悩みを一人では、改善できないこともあります。 不妊治療を進めていく上で、何かのきっかけになるかもしれません。 ぜひ、ご相談下さい。 鶴見・横浜 不妊専門相談薬局 KANPORO松山漢方相談薬局 TEL 045-718-6801 松山 拓郎