ダイエット 漢方コラム
2022.08.09
こんにちは(๑╹ω╹๑ )
松山漢方相談薬局 鶴見店スタッフ茉佑香です。
ダイエットを始めると必ず肌が荒れてしまう・・・と悩んでいる人も多いのでは
ないでしょうか?
肌が荒れてしまう原因はダイエット中の食生活や生活習慣の中に必ずあります。
ダイエット中に肌が荒れてしまう原因や、その改善方法について色々詳しいことを
載せていきたいと思います。
〜目次〜
ダイエットといえば食事制限をしてしまう人がほとんどかと思いますが、
無理な食事制限をして食事を抜いてしまうことで肌荒れは起こりやすくなって
しまいます。
ダイエット中の肌荒れは基本的には食生活が関係しているため、食事からの栄養素の
偏りが原因の1つとして考えられます。
では、どんな栄養素が食事から無くなってしまったら肌荒れの症状が起こりやすく
なってしまうのでしょうか?
① ミネラル
ミネラルとは五大栄養素として知られる栄養素で生きていくうえで欠かせない
栄養素と言われています。
どんな栄養素がミネラルと言われているのかというと
・カルシウム
・マグネシウム
・カリウム
・鉄
・亜鉛
・ナトリウム
・リン
・銅
など必須ミネラルは全16種類と言われています。
生きていくのに必要なミネラルが不足してしまうことで、肌荒れの原因や
疲れやすくなってしまうなどの影響が出てきてしまいます。
② 脂質
ダイエットを始めるとまず最初に避ける食べ物は揚げ物と答える人が
多いでしょう。
揚げ物は衣に油を多く含んでおり、高カロリーな食べ物で有名ですが、
他にも油を一切避けてしまう人も多いかと思います。
油が不足してしまうと肌がカサつく原因にもなってしまうので、
油は一切摂らない!!というのではなく、質の良い油を適量に摂ると良い
でしょう。
③ 食物繊維
無理な食事制限によって野菜も不足してしまいます。
野菜は急激な血糖値な上昇を抑えるだけでなく、便秘に良いと言われています。
食物繊維が不足してしまうと腸内環境が悪くなってしまうことで
老廃物が蓄積しやすく、有害物質が発生しやすくなってしまいます。
その結果、新陳代謝も悪くなり肌にも影響が出てきてしまいます。
④ タンパク質
タンパク質といえばお肉や魚を想像する人が多いでしょう。
しかし、お肉は油が多くタンパク質を摂りたくても、ダイエット中は
避けてしまう人もいるのではないでしょうか?
脂質も質の良い油を摂れば問題ないですし、お肉も脂身の部位を選ばすに
赤身肉を選ぶことで少しはカロリーを抑えることが出来ます。
身体にタンパク質が不足してしまうことで、肌が荒れてしまったり
髪もパサパサしてきてしまいます。
などの栄養素が不足してしまうことで肌荒れが起きやすいと言われています。
また、ダイエットによるストレスで過食してしまうことが原因でも肌荒れの
症状が出やすくなってしまうため、ストレスはしっかりと発散させるように
することも大切です。
ダイエットをしても肌荒れをしないで、健康的で綺麗に痩せられる方法に
ついて載せていきたいと思います。
まず第一に健康で綺麗に痩せるには『バランスの摂れた食事』を意識することが
大切になります。
バランスの摂れた食事を摂るようにと言われても、何を積極的に摂れば良いか
わからないという人も多いかと思います。
そこで、どんな栄養素を気にしながら食事をすれば良いのか載せていきます。
① タンパク質
タンパク質は肌を作る元となる栄養素になるので、積極的に摂って欲しい
栄養素です。
例えば
・卵
・魚
・お肉
・大豆製品
・乳製品
などがありますが、注意して欲しいところで言うと
お肉は脂身が少ない部位を選んだり、お魚は青魚、乳製品は脂肪が多くなって
しまうためなるべく避けた方が良いこととなります。
② ビタミン
肌に良いと言われるビタミンと言えば
・ビタミンA
・ビタミンC
・ビタミンB群
・ビタミンE
などのビタミンとなります。
★ ビタミンA
ビタミンAが豊富な食材は
・レバー
・ほうれん草
・にんじん
・さつまいも
・ブロッコリー
などに含まれていて、ビタミンAには皮膚や粘膜が保護する働きがあるため
肌荒れやニキビを予防する働きがあります。
☆ ビタミンC
ビタミンCが豊富に含まれる食材として
・菜の花
・赤ピーマン
・黄ピーマン
・キャベツ
・じゃがいも
・レモン
・アセロラ
・いちご
・キウイ
などに含まれていて、コラーゲンの生成をする酵素の働きを助ける栄養素と
なります。
コラーゲンは肌に潤いや弾力を与え、他にも骨や関節にも良いと言われています。
★ ビタミンB群
ビタミンB群とは
ビタミンB1・・・糖質の代謝(豚肉、うなぎ、玄米、豆腐など)
ビタミンB2・・・糖質、脂質、タンパク質の代謝(レバー、うなぎ、納豆、うずらの卵など)
ビタミンB6・・・脂質、タンパク質の代謝(バナナ、大豆製品、ナッツ類、卵など)
ビタミンB12・・・赤血球の生成(レバー、チーズ、魚介類、牛乳など)
ナイアシン・・・糖質、脂質、タンパク質の代謝(たらこ、カツオ、あじ、マグロなど)
パントテン酸・・・抗ストレスホルモンの生成(レバー、卵、ナッツ類など)
ビオチン・・・皮膚炎の予防(レバー、イワシ、ピーナッツなど)
葉酸・・・造血作用、細胞の新生(レバー、枝豆、緑黄色野菜など)
ニキビの予防・肌の乾燥防止などの効果が期待されています。
☆ ビタミンE
ビタミンEが豊富な食材として
・アーモンド
・ドライトマト
・ヘーゼルナッツ
・落花生
・モロヘイヤ
・しそ
・ほうれん草
などがあり、油に溶けやすい性質を持っている脂溶性ビタミンの一種と
言われています。
ビタミンEには抗酸化作用の働きがあり、身体の老化を抑える効果がります。
③ 食物繊維
食物繊維が豊富に含まれている食材は
・海藻類
・きのこ類
・穀類
・芋類
・野菜
・果物
とたくさんあります。
肌が荒れてしまう1つの原因として便が身体の中に蓄積されていることが
考えられます。食物繊維を摂って便を排出することで肌荒れも改善しやすく
なると言われています。
絶対に上記のような食事にしてくださいと言うわけでなく、あくまでも
食事の参考として見てみてください。
肌荒れしない生活習慣
どんな栄養素の食事を摂れば肌荒れしにくくなるのか、なんとなくわかって
もらえたかと思います。
食生活だけでなく、生活習慣においても何に気をつければダイエットにも
肌荒れ防止にもなるのでしょうか?
① 食事の時間をずらさない
みなさんは仕事がある日とお休みの日の生活リズムはずれていませんか?
次の日に仕事がない時についつい夜更かしをしてしまって、翌日に遅くまで
寝てしまうこともあるかと思います。
寝る時間や起きる時間がずれてしまえば当然食事を摂る時間もバラバラに
なってしまいます。
生活リズムを整えることで胃腸の負担を減らすことが肌への調子を整えることが
出来ます。
② 質の良い睡眠
質の良い睡眠を摂ることでダイエットだけでなく、美容にも良いと言われています。
睡眠が足りていないとグレリンという食欲が増加してしまうホルモンが多く分泌
されてしまい、太りやすい体質と変わってしまいます。
肌に関しては、寝ている間に成長ホルモンが分泌し、肌は作られます。
ダイエットや美容に良い睡眠とは、とりあえず寝始めの3時間は誰にも
邪魔されることなくしっかりと寝ることが大切となります。
③ スキンケアをしっかりと行う
食べたものによる栄養素によって、身体の内側からだけでなく肌を整える
のではなく、外側からもしっかりとケアすることで肌荒れを予防することが
出来ます。
④ 運動を行う
運動を行うことで筋肉量を維持又は増加させることで新陳代謝をアップ
させます。
新陳代謝が上がることで肌のターンオーバー(新しい皮膚が生まれて古い肌が
剥がれ落ちるサイクル)が起こり、肌荒れを防ぐことが出来ます。
代謝も上がるため、痩せやすい体質に変わります。
綺麗に痩せることや肌荒れしないダイエットを行うためにはバランスの
摂れた食事が大切だと言われています。
栄養バランスが乱れているだけで身体にどんな影響を与えてしまうのでしょうか?
① リバウンドの原因
例えばダイエット中だからといって炭水化物やお肉を抜き、野菜だけの食生活に
なってしまうと、一時的に体重は痩せますが、納得のいく体重に落とすことが
出来たからと、食事をダイエット前の食生活に戻せばあっという間に体重も
戻ってしまいます。
② 睡眠の質が悪くなる
食事の栄養が不足してしまうと睡眠の質に関係する睡眠物質が足りなくなって
しまうことが関係していると言われています。
睡眠物質はブドウ糖やアミノ酸を原料として使用し、ビタミンBやミネラルは
睡眠物質の生成に使われます。
それらの栄養素が不足してしまうことで睡眠の質が低下してしまい、不眠症など
といった症状のリスクが高くなってしまうのです。
③ 集中力の低下
栄養が不足してしまっていることで脳が活動するのに必要なエネルギーが不足
してしまい脳の働きが悪くなってしまう結果、集中力や思考力も低下してしまう
と言われています。
④ 免疫力の低下
栄養バランスが乱れることで身体の筋肉量が低下すると、内臓の機能も低下して
しまいます。
内蔵機能が低下してしまうことで身体が冷えやすくなり、体温が低下してしまうこと
で免疫力の低下に繋がります。
⑤ 疲れやすいor疲れがとれない
食べたものが上手くエネルギーに変換出来なくなってしまうことで、
代謝が悪くなり疲れを感じやすかったり、疲れがなかなかとれないという
症状が起きてしまいます。
まとめ
ダイエットをしたからと必ず肌が荒れてしまうわけではありません。
ダイエットを行った時に肌が荒れてしまうという人は、今日のブログを
参考に今行っている食生活や生活習慣を見直し、肌荒れの原因になっている
かもしれない習慣を改善するように意識してみてください。
肌荒れは身体の内側から食事の栄養バランスを考えて整えることもとても大切ですが、
身体の外側からのスキンケアもとても大切になります。
女性は特に凄く疲れている時にお化粧を落とさないで寝てしまった・・・
という経験をしたことがあるかと思いますが、どんなに疲れていてもお化粧は
しっかりと落としてから寝るようにすることがとても重要です。
松山漢方相談薬局では、ダイエットカウンセリングを行っております。
・どんなダイエットを行っても痩せない
・体調を崩してしまう
・リバウンドしてしまう
・運動が嫌いor苦手
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