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ダイエット 漢方コラム

片頭痛・常習頭痛の分類

2013.07.05

頭痛は日常よくみられる症状のひとつですが、その原因はいろいろあり一概に判断できません。また、痛みに対する感受性や容認度が個々の症状により異なり、また、心因性要因も大きくかかわっているのでその内容は複雑です。

片頭痛は頭蓋内動脈の拡張によるもので、血管運動性頭痛と呼ばれています。血管収縮が先行し、このとき視覚暗点や知覚異常を訴えることが多く、その後血管が拡張して特有の激しい拍動性の頭痛をきたします。頭痛は偏側性あるいは限局性で、悪心、嘔吐を伴うことが多い。頭痛の発作は2、3時間から1~2日に及ぶケースがあります。

 

片頭痛をはじめその他の頭痛の発生機序を以下のように分類している。

①、頭蓋動脈の拡張(片頭痛)

②、頭蓋内組織の牽引(脳腫瘍、脳出血、髄液採取後)

③、頭蓋内血管の拡張と牽引(発熱時、高血圧、脳動脈瘤、脳血管奇形、酸素欠乏、中毒ほか)

④、頭蓋組織の炎症と刺激(髄膜炎、クモ膜下出血)

⑤、頭および頸部の骨格筋収縮(緊張性頭痛)

⑥、頭部のある部位からの刺激による放散痛(緑内障、屈折異常、耳、鼻、口腔の炎症)

 

臨床的には頭痛の分類はいろいろあるが、National Instiute of Health(NIH)の分類では、

①片頭痛性、②筋収縮性(緊張性)③血管運動性鼻炎、④神経痛(三叉神経痛など)⑤眼疾患(緑内障)⑥外傷性 ⑦頭部組織の炎症 ⑧牽引性(脳梗塞など)⑨身体の異常による反応(発熱、高血圧など)⑩精神性(妄想、てんかん、抑うつ状態)などがあげられています。

 

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