ダイエット 漢方コラム
2017.02.22
冷えが不妊症につながる理由 一度、老化してしまった卵子を若返らせることは、今の現代技術ではできません。しかし、衰えるスピードをできるだけ穏やかにすることは、可能だと私は考えています。 卵子の質には、卵巣機能の働きが大きく関係していることがわかっています。そして、その卵巣機能の働きを支える上で最も重要なのは、血液の質と血流量です。 実は、卵子が保存されている卵巣は、血液からしか栄養や酸素をもらうことができません。つまり、卵巣の十分な血液が行き渡っていれば、質の高い卵子が育ちますが、冷えなどで血流量が低下してしまうと、卵巣への栄養補給が滞って十分な働きをすることができなくなり、卵子の質が下がってしまうというわけです。 体の冷えが不妊症に影響するといわれるのは、こうした理由からなのです。 体温を上げるために、運動やヨガ、ストレッチをすることもいいでしょう。 血行を一時的に流す目的で鍼やお灸、整体もいいでしょう。 でも、最も大切なのは、生活習慣や食生活の改善といった、地道な努力が妊娠に結び付く可能性を高めることを、どうか忘れないで下さい。 人間の体は、毎日食べている食事で構成されます。血液の質や血流量などの改善できる食生活が、なかなかできない人は、もともと食事の延長線上にある自然薬や天然由来の漢方薬がおすすめです。 東洋医学は、もともと血液の改善にホーカスした医術で、不妊症の改善に、現代の医療に、とても大切なものと私は位置づけています。 不妊症でお悩みの方は、ぜひご相談下さい。 鶴見・横浜 不妊専門相談薬局 KANPORO松山漢方相談薬局 TEL 045-718-6801 松山 拓郎