ダイエット 漢方コラム
2019.01.14
難しそうな漢方の世界を少しでも分かりやすく解説していきます。
まず、漢方医学を西洋医学と対比して考えてみましょう。
☆西洋医学
西洋医学はデカルト(フランスの哲学者)が出て以来、人間をあたかも機械のように考えてきていて、悪いところを見つけ、”それ”を取り除けば良いと考えてきました。
”それ”を見つけるには肉眼では体の中までは分からないので、顕微鏡などの機械を発明、利用しだしました。
それでも見つけられないものはさらに細かく見える機械に頼る、というように「人間を細かく細かく分けて分類、分析する医学」へと発展していきました。大きな病院に行くとたくさんの診療科に分かれていますよね。
それらに頼っていくことで、自然の現象やバランスを知っていれば、当然のごとく分かっていた原因まで見えなくなってしまう、という問題が生じてしまいました。
☆漢方医学
人間や病気を機械でピンポイントで見るために、見えなくなってしまった病因や病状を漢方は大きな視野でとらえ、分析し対処していきます。
それを『整体観』といい
人間の生理現象や病状を自然界の法則と照らし合わせ、全体的にかつ基礎的栄養物質の不足や流れや滞り、臓腑(内臓)のバランスを究明するという学問体系になっています。
西洋医学でまだとらえきれていない”悪いところ”をしっかりととらえ治していくことができるわけです。
漢方の特徴の『整体観』を八綱弁証、気血弁証、病邪弁証、臓腑弁証など、、広く細かく分類、分析し治療法を決定していきます。
松山漢方相談薬局では身体の体質や病状を把握するのに「脈診」や「舌診」を大切にしています。
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