ダイエット 漢方コラム
2018.08.01
おりものって? おりものは、子宮頸管、膣からの分泌物で、膣内に雑菌が侵入するのをふせぐ役割があります。 雑菌に感染して炎症が起きると、においや色が変化します。 おりものの変化によって、女性特有の病気を自分で発見することができるのです。 量やにおいが気になる人は注意 おりものは排卵期になると自然に増加するものです。 これは、精子が侵入しやすいよう、頸管粘液がふだんより多く分泌されるため。 しかし、それ以外のときに下着が不快なほど濡れたり、急激に量が増えた場合は、何らかの異常がある可能性が高いでしょう。 子宮頸管や膣の病気が原因である場合があります。 正常なおりものは、ほとんど無臭です。 においが強い場合は、トリコモナス膣炎やカンジタ症などの性行為感染症にかかっているおそれがあります。 性行為感染症は放置してしまうと不妊の原因を引き起こします。 一度治ったと思っても、再発するおそれもありますから、完治するまでしっかり治療を続けることが大切です。 色の変化もチェックしよう ふだんのおりものの色は無色か白です。 下着などに付着して黄色になったという場合をのぞいて、おりものが濃い黄色や膿のような色、血が混じった色をしている場合は要注意です。 性行為感染症や、膣炎、筋腫などの病気のおそれがあります。 ただし、排卵期のおりものに、まれに血が混じることがありますが、これは、エストロゲンというホルモンの影響なので心配ありません。 むしろ排卵が順調に行われているしるしです。 また、白くて豆腐カスのようにボロボロしているおりものや、泡立ったようなおりものも注意が必要。 少しでも変だな、と思ったら、迷わず婦人科を受診しましょう。 何か判断に迷うことがあったり、不安に思うことがあれば、松山漢方相談薬局にご相談下さい。 鶴見・横浜 不妊専門相談薬局 KANPORO松山漢方相談薬局 TEL 045-718-6801 松山 拓郎