ダイエット 漢方コラム
2018.06.30
妊娠力とセックスは別のものです。 男女ともに、妊娠力とセックスはまったく別のものです。 セックスの回数が多い夫婦が妊娠できるとは限りません。 とくに男性の場合、精力が弱いせいかと誤解されがちですが、精力と生殖力は別です。 どんなにセックスへの意欲が旺盛な男性であっても、精子の数が少ない、精子の運動率が低いなど、精液の状態に問題があれば妊娠しにくくなります。 男性の妊娠力はセックスでは判断できません。 極端なことをいえば、射精された精液に精子が1個もいない可能性もあるのです。 ただ、最近は不妊症とセックスの力は無関係ともいいきれなくなってきました。 性生活に消極的な男性、セックスレスのほうが気楽という男性が増えているからです。 草食系男子が増えただけでなく、仕事がハードで疲れきってしまうのも原因です。 過労や精神的ストレスから、いざという時に挿入が難しくなるED(勃起不全)の男性が増えているのも気になります。 セックスレスの傾向は男女ともにみられます。 セックスレスの傾向は男性だけでなく、女性にもみられます。 共働き夫婦が増え、女性は疲れています。 仕事のストレスもかなりなものです。 これではセックスどころではありません。 性生活は1か月に1回あればいいほうという夫婦も少なくありません。 セックスが1か月に1回しかないのでは、月経周期にたった1個しか排卵せず、しかも寿命は8~10時間と短い卵子に精子が受精するのは、至難の業です。 女性の膣内への射精がなければ妊娠は成立しません。 セックスレスやEDは十分に不妊症の原因になります。 疲労によるセックスレスやED(勃起不全)などは漢方薬がとても有効です。 漢方薬や自然薬(東洋医学)は、低下した機能を回復させることに特化し、進化を続けていった学門です。 男性不妊や不妊症など機能的なトラブルがあったときは、漢方薬や自然薬が大変有効的です。 西洋医学的な対処療法では、疲れた身体を無理やり正常に近づけて、あたかも健康に近づいた感覚を持ちますが、健康(正常)とは意味合いが違ってきます。 西洋医学も東洋医学も不妊症に対してのアプローチの仕方が異なります。 どちらが良いのかというものではありませんが、特徴・状況に合わせて取り入れるといいと思います。 鶴見・横浜 不妊専門相談薬局 KANPORO松山漢方相談薬局 TEL 045-718-6801 松山 拓郎