ダイエット 漢方コラム
2017.02.10
人工授精(AIH) 不妊相談を受けていると、人工授精に抵抗を感じる方が多く見受けられますが、人工と言ってもかなり自然妊娠に近い治療法と言えます。 費用としても保険適応であり、経済的な負担も少ない治療法の一つです。 ただ、人工授精の成功率は約10~20%と言われており、人工授精で妊娠する人の80%以上は3回目までの治療で妊娠しており、4回目以降は妊娠率の増加がなくなってきます。 ほぼ自然妊娠の確率と同じことが言えます。 ですから、漢方薬局での赤ちゃんが授かる身体づくりや、卵子の質を高めることの重要性が分かります。 人工授精は、精液から運動性のよい元気な精子を集め、カテーテルを用いて子宮腔内に注入し、妊娠にトライする方法です。 適応となるケースは以下のような方が考えられます。 ①精子の数が少ない(精子濃度1500万以下の場合、精子運動率が40%以下の場合など) ②射精障害や性交障害がある(勃起不全、膣狭窄など) ③精子と頚管粘液が不適合(頚管粘液の酸性度が高かったり粘稠度が低いなどで精子が子宮に侵入するのが妨げられる場合) ④原因不明の機能性不妊(検査では特に異常が見られないがなかなか妊娠に至らない場合) などが挙げられます。 不妊症でお困りの方に、正しく情報を提供致しますので、ぜひご相談ください。 鶴見・横浜 不妊専門相談薬局 KANPORO松山漢方相談薬局 TEL 045-718-6801 松山 拓郎