ダイエット 漢方コラム
2014.05.20
『水分の摂りすぎに注意しましょう』
体の不調を訴える患者さんの中に、水分を取り過ぎて体調を崩される方が多く来局されています。
その多くの症状は、めまい、耳鳴り、動悸、頭重、胃腸障害、倦怠感、腰痛、膝の痛み、不妊症など症状は様々です。
私が感じた患者さんの気持ちは、『まさか毎日飲んでいる水が体の不調の原因になってるなんて』です。
その理由として、最近の健康雑誌やTVなどの健康情報、医師によるアドバイスなど、いたるところで水分を摂りましょうと健康の常識みたいに取り上げているからです。最近では、水を沢山飲んで血液をサラサラにするなど根拠のないことまで言われています。
水分を摂ることを否定しているわけではありませんが、水分を摂っても、それが滞ることなく体をめぐって汗や小水として排泄されれば、問題はありません。
しかし、現実には運動不足による代謝の低下や水分・塩分の取り過ぎなどで、水分の代謝が悪くなり、体のあちこちに停滞して不調の原因になってしまうのです。
日本はもともと海に囲まれた島国で、湿気が多い土地柄です。水分を多量にとる習慣はありません。
目安としては、一日にコップ5~6杯で十分です。
一度に多量の水分をとると、腎に負担がかかりますから、起床時、食事、スポーツ前後、入浴後、就寝前など、数回に分けるといいでしょう。
体質に合った漢方薬や自然薬を選ぶことがとても重要なことです。
体質改善や症状などにお困りな方は、ご相談して下さい。
漢方、ダイエット、不妊症、自律神経失調症、更年期障害などのお悩みの方は、ご相談して下さい。
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松山 拓郎