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ダイエット 漢方コラム

ひな祭りに食べる”草餅”の草って

2019.02.19

「雨水」の日に雨が降ってきました。

冒頭から蛇足になりますが、

カレンダーによっては二十四節気(春分や夏至などの季節を表す名称)が載っているものがあり、

2019年の2月19日は「雨水」と言います。

雪が雨に変わり、春に向かっていく節目とされています。

期間としての意味もあり、

今日から虫たちがはい出てくる頃である「啓蟄」の前日までが「雨水」の期間となります。

桃の節句に向けて

さて、雨水の日と言えば、桃の節句のために雛人形を飾るというご家庭もあるかと思います。

3月3日の桃の節句は女の子の健やかな成長を願う「ひな祭り」として親しまれている行事です。

草餅

桃の節句には草餅を食べます。

邪気を払い命が延びるといわれています。

昔は母子草(ハハコグサ)つまり春の七草の御形(ゴギョウ)が用いられ

名称も母子餅と呼ばれていましたが、

今ではヨモギが用いられるのが一般的になり、よもぎ餅とも呼ばれます。

中国では紀元前8世紀の周の時代、

3月3日の曲水の宴で草餅を食べたことにより

精神が安定し国家が太平になったので、

この日に草餅を食べるようになったといい伝えられています。

日本では、医薬の神・少彦名命(スクナヒコナノミコト)が

病人にヨモギを食べさせたら回復したので、餅に混ぜるようになったとも言われています。

日本で草餅が食べられるようになったのは室町時代からと言われています。

ヨモギ

ヨモギは漢方では”艾葉(ガイヨウ)”といい、

収斂作用(引き締め作用)があり、出血腹痛などに用いられます。

続けて摂取すると体を温め抵抗力を高めるのに役立ちます。

漢方薬としては芎帰膠艾湯に配合され、切迫早産の出血などに使われることがあります。

ヨモギは生命力が強く日本のどこでも道端に自生していましたが、

現在、都会でヨモギを見つけるのは難しくなりました。

ヨモギは、「善燃草」とも書き、乾燥するとよく燃えるので

モグサ(艾)の原料にされます。

特にヨモギの葉の細毛だけを集めたモグサは上等で、

熱が穏やかに伝わり、よく効くとされています。

邵氏温灸器

邵氏温灸器」はこの艾の特長を活かし、穏やかに体を温めてくれる温灸器です。

横になる必要もなく、洋服を着たままでもツボに温灸をすることができます。

けむりやにおいがほとんどないので安心、

燃え移ることもないので安全に温灸をしていただくことができます。

 

松山漢方相談薬局ではご相談後、漢方薬の調合の待ち時間などに

この邵氏温灸器をサービスとしてご利用いただいております

また、服を着たままできる岩盤浴も同時に行っていただいております

バドガシュタイン鉱石を使った岩盤石により

低線量放射刺激ホルミシス効果(細胞の活性化や免疫力の向上などの効果が期待される)が得られます。

温灸岩盤浴、漢方薬を合わせて利用することによって、

より早く改善する方が多くいらっしゃいます。

 

松山漢方相談薬局では体質や病状を把握するのに

様々な方法を駆使して治療方針を立てていきます。

脈や舌も重要な判断のポイントになります。

お困りの症状がなかなか改善しない方は

ぜひご来店いただきお話をお聞かせください。

ご相談のご予約はお電話にて受け付けております。

鶴見店  ☎ 045-718-6801

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