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漢方コラム

隠れ高血圧とは

2019.02.12

血圧は一定ではありません。

走ったり緊張したりすれば

血圧は上がりますし、

寝ているときリラックスしているとき

血圧は低くなります

健康な人はゆるやかな血圧の日内変動があり、

高くなり、低くなりますが、

朝目覚める前後に急激に血圧が上がることを

「モーニングサージ」と言います。

特に高血圧の人では、

朝起きぬけに血圧がバーンと上昇してしまう例が多い

とされています。

が、日頃血圧に異常のない方の中にもそのような方がいます。

健康診断で血圧が高くなくても注意が必要かもしれません。

早朝高血圧

高血圧の方は常に血圧が高い状態になっているのですが、

特に朝の血圧が高いという方は早朝高血圧と言います。

数値的には朝と夜の最高血圧を足して2で割ります。

その平均値が135以上、差が15~20以上の場合、

早朝高血圧と診断されます。

( 朝最高血圧 + 夜最高血圧 ) ÷ 2 = 135以上

朝最高血圧 - 夜最高血圧 = 15~20以上

 

日中は普通の血圧になるので「隠れ高血圧」とも呼ばれています。

早朝高血圧には2つのタイプ

1.睡眠時は低く、起床時に急激に高まる

2.睡眠時からだんだんと高まっていく

だんだん高まっていく2.のタイプなら

それほど問題はないのですが

急激に高まる1.のタイプが危険だと言われています。

起床時に疲労感、倦怠感が強い方は注意が必要です。

特に日頃から高血圧の人では、

血圧の急激な上昇を起こし易いと言われ、

心筋梗塞脳梗塞といった血栓性疾患を起こす危険もあります。

実際、心筋梗塞は朝起きてから1時間以内が発症リスクが高い

という統計も出ています。

早朝高血圧のメカニズム

早朝に血圧が高くなるのは、

一日の活動に向けてエンジンをかけなければならない

つまり交感神経を活発に働かせなければならないからです。

さらには血糖値を上げる作用のある副腎皮質ホルモンのコルチゾール(ストレスホルモン)も、朝に最高値になります。

コルチゾールの産生量が増えると、

副腎髄質ではアドレナリンやノルアドレナリンの分泌が高まり、

交感神経緊張状態がもたらされるようになります。

こうして、朝はまだまだ寝ていたい自分を、自分自身で一生懸命揺り起こさなければいけないので身体を奮い立たせる神経やホルモンが総動員されるというわけです。

このときの血圧の上がり具合が極端な場合が早朝高血圧なわけですが、

すべての早朝高血圧に安易に降圧剤を勧められるわけではありません。

朝に血圧が高いだけで日中などは血圧が正常な人がいます。

このような方が降圧剤を服用すると

昼から血圧が下がり過ぎてフラついたり意識がなくなったりと、

重大な事故につながりかねなです。

そもそも年をとると、おおむね交感神経優位になっていく傾向がありますから、起床時の血圧が高いのは仕方がないのかもしれません。

ただ、起床時とはいえ、最高血圧が180~200、最低血圧が100というのは問題がないとは言いきれません。

夜間の睡眠の質が悪い?

・夜中に何度も目が覚める

・夜中の3時頃に目が覚めてから再び眠りに入れない

といったことがあれば睡眠の質が悪いことが早朝高血圧の原因かも知れません。

睡眠の質の向上を図りましょう。

松山漢方相談薬局でも睡眠の質を高めることで血圧が安定される方が多くおられます。

東洋医学の考え方に五行論というものがあります。

五行論とは木・火・土・金・水という5種類の基本物質の機能属性に、物事や現象を分類する考え方です。人体では木は肝、火は心、土は脾、金は肺、水は腎のように五臓に相当します。

「心(しん)」

 ・心は神を蔵す

漢方では様々な精神活動のことを「神(しん)」と言います。

心はいわゆる心臓の働きもコントロールしているのですが、

精神を安定させているところでもあります。

特に養分の豊富な血(けつ)を全身に送る場所のため、

血が多く集まる場所です。

この血から神の養分もまかなわれています。

心の機能失調で血が不足すると、神も養分不足の影響を受け、

睡眠の質の低下につながります。

血の不足状態が続くと心の潤いが不足し、熱症状が現れます。

心が熱の影響を受けると精神的に興奮した状態になり

イライラしたり、寝つきが悪くなったりします。

 ・心は血脈を主る

血を生成し、血脈を通して全身に運搬しています。

心気の不足し血を推動する力が落ちると表現されます。

これは心臓自体のパワーが不足すること、

血管の弾力が失われ血液を先へ先へ送る力が落ちることです。

動脈硬化高血圧の原因になります。

血圧と睡眠は関係があることがお分かりいただけるかと思います。

 

松山漢方相談薬局では体質や病状を把握するのに様々な方法を駆使しております。脈や舌も重要な判断のポイントになります。

お困りの症状がなかなか改善しない方はぜひご来店いただきお話をお聞かせください。

ご相談のご予約はお電話にて受け付けております。

鶴見店 ☎ 045-718-6801

桜木町店☎ 045-341-4823

10:00~20:00

 

話を早朝高血圧に戻します。

朝の過ごし方で気を付けてほしいこと

・目覚めてすぐ

朝目覚めてからすぐに立ち上がらず布団の中でしばらく安静にして軽く身体をほぐしてからゆっくり起き上がりましょう

・寒暖差

特に冬などは暖かいところと寒いところの温度差が大きいです。急に寒いところへ移動すると毛細血管が縮まり血圧は上昇します。外に出るときは厚着をして体を冷やさないようにしましょう。

・朝風呂

冬場、朝風呂に入る場合は、脱衣所を十分に温めておきましょう。寒い脱衣所で服を脱ぐだけでも血圧は上昇しますが、さらに熱いお湯に入ると驚愕反応といって一時的に血圧が上昇します。脱衣所はヒーターなどで温めておき、熱すぎないお風呂に入るようにしましょう。

・飲食

朝起きてからの1時間は、まず水分を摂り、朝食を摂ってゆっくり過ごします。朝食にはミネラル良質なタンパク質を摂ることで水分が血管内に維持されやすくなり、脱水を改善し血管事故の予防に役立ちます。

・運動

起床時すぐにジョギングしたりジムで筋トレをしたりのも脳梗塞、心筋梗塞のリスクを高めます。避けるのが望ましいでしょう。

・ストレス

ストレスを感じたときも血圧は上昇します。運転好きの方であっても車の運転はストレスになります。時間に追われて目的地へ向かうことはさらにストレス値を高めます。混雑した公共交通機関を利用する場合なども同様ですが余裕を持って家を出られると良いでしょう。

 


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