排卵の問題
排卵障害とは排卵が起こらない、あるいは排卵が遅い状態のことをいいます。
女性の側に原因がある不妊症の約40%を占めていると言われています。
それでは、排卵障害になる原因を、大きく分けて3つ紹介します。
①視床下部や脳下垂体性の排卵障害
視床下部や脳下垂体に原因があり、卵胞を育てるFSH(卵胞刺激ホルモン)やLH(黄体ホルモン)の分泌が低下するため、排卵しにくくなります。
原因としては、食生活の乱れによる急激な体重の変動や生理不順などがこのタイプに当てはまります。
松山漢方相談薬局では、健康を考えた
正しいダイエットを提案することができることと、
生理不順は自然薬で十分改善できる症状なので、お困りな方はご相談下さい。
②多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)
左右の卵巣に小さな嚢胞がたくさんできて、なかなか排卵できなくなる病気です。本来はいくつかの卵胞が成長し、その中で1つだけ、主席卵胞と呼ばれる卵胞が2~2.5㎝ほどの大きさに成長した時、卵子が排卵されるのですが、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の場合、卵胞がたくさん育ってしまい1つ1つが未熟なままなので、男性ホルモンである血中テストステロン値が高くなります。現在、分かっていることは、インスリン代謝異常と密接な関係があるそうです。
そこで考えられる原因として、昔ではなかった甘いスイーツの登場、進化。簡単に糖質が摂れる時代の変化に直面し、不妊症と言うトラブルが間接的に表面化して来ているのではないかと私は感じます。
不妊治療のカウンセリングで女性に対して、甘いものを止めなさいということ事体が不可能だと思っています。
ただ、
食べるタイミングや、絶対に食べないで欲しい食材などがあります。食後の
血糖値を上げさせない自然薬もありますので、ご相談下さい。
③早発卵巣機能不全
卵巣の中の卵子が40歳よりも前にほとんどなくなっていまうため、排卵ができない状態になります。排卵すべき卵子がなくなっているため排卵を起こすのは非常に難しくなります。特徴として血中FSHが高い値となり、AMH(抗ミュラー管ホルモン)は0に近くなります。
(絶対に妊娠出来にくいというわけではありません。AMHがほぼ0でも妊娠することもあります)
最近の中高生でも、生理が早まっている人が多くなって来たと年配の漢方の先生が、おっしゃっていたのを思い出しました。
やはり、その先生も食養生の大切さを講演などを通じてお伝えしています。
こんなに食事の乱れた時代だからこそ、不妊症だけの問題ではなく、皆さんが健康でいられるために、
自分に合った自然薬を選んで頂ける、町の薬局を見つけておくといいでしょう。
鶴見・横浜 不妊専門相談薬局
KANPORO松山漢方相談薬局
TEL 045-718-6801
松山 拓郎