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ダイエット 漢方コラム

冷え症は妊娠・出産の大敵です。  鶴見・横浜 不妊専門相談薬局 

2018.06.19

冷え症は妊娠・出産の大敵です。   西洋医学では、冷え症という診断名はないのですが、私たち東洋医学の領域では、冷え症は大変ポピュラーな相談のひとつです。 それだけ、冷え症に悩む女性が多いということでしょう。   とくに、妊娠したい女性にとっては、冷えは一大事。 基礎体温を測っている方では36度以下のこともあり、なかには基礎体温表の記述枠から下へはみ出すほど、低い方もいます。      冷え症を訴える方は、月経不順になっている傾向があります。   全体的に基礎体温が低くても、低温相と高温相があって、排卵がきちんとあるといいのですが、冷え症を訴える方は、月経不順になっている傾向があります。 冷え症に悩む方は手足がいつも冷たい、ふとんに入っても足が冷えて眠りが浅いと訴える方が多いのですが、手足だけでなく、腰が冷える、おなかを触るとヒヤッとして冷たいという方もいます。   冷え症の方は、体の奥の体温・深部温も低い傾向にあり、子宮や卵巣も冷えている可能性があります。とくに卵巣は、子宮から伸びる非常に細い卵管の先にあります。 普通でも血液が届きにくいのに、血液循環が悪いと、卵巣に届く血液量が不十分で、栄養や酸素も十分に届いていない心配があります。 卵巣に届く血液量が少ないと、卵巣の働きが低下する恐れがあります。   実際に、漢方相談に来られる方は冷え症を訴える方が多く、月経不順や月経痛の症状も強く出がちです。   さらに、冷えと同時にのぼせやほてりを感じている方は、卵巣の働きが低下して、更年期と同じような症状が出ている心配もあります。 子宮内部の温度は常に、37・5度という高めの温度に保たれています。 ちなみに、体外受精で受精卵を保存する培養器は必ず37度に設定されています。 つまり、子宮の中は37度程度に保たれているのが理想的!! 体表表面の冷えだけでなく、深部温を高める生活法を工夫しましょう。        東洋医学(漢方)では、冷え症の原因は一つではない。     東洋医学(漢方)では、冷え症の原因は無数に存在しています。 一般的に温める生薬でいいのではと考えがちですが、そんな簡単なものではありません。   例えば冷え症で悩んでいる方を、見立てるときに冷えの原因を探ります。 身体を温める血液の能力が不足している(血虚)、身体を温める血流が悪い(瘀血)、身体を温める血流がストレスにより滞る(気滞)、身体を温める血液を押す力が不足する(気虚)、身体を冷やす水が多い(痰飲)、体の中が熱くなり過ぎて反動で表面が冷える(陰虚)、さらには原因に五臓六腑の不調など合わせると原因は無数に存在します。   松山漢方相談薬局では、個々で異なる冷え症の原因を突き止め、その症状に合わせ漢方薬をお渡ししています。 不妊症や冷え症でお困りな方など、一度ご相談下さい。        鶴見・横浜 不妊専門相談薬局 KANPORO松山漢方相談薬局 TEL 045-718-6801 松山 拓郎                  

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