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ダイエット 漢方コラム

すべての卵子が妊娠できるとは限らない  鶴見・横浜 不妊専門相談薬局

2017.02.21

すべての卵子が妊娠できるとは限らない   月経が始まると、卵子は1か月に1000~2000個ずつ減少していきます。そして、その中から選ばれた1~2個の精鋭卵子のみが、排卵されるのです。 女性の体では毎月、次のような過程を経て、排卵が行われます。      ①まず数万個の卵子の中から、1000~2000個が候補として選ばれる。 ↓ ②卵子が成熟する過程で、それらの大半が死滅。 ↓ ③さらに、その中から1~2個が選ばれ、排卵する。 排卵後、妊娠し得る卵子は授精し、着床し、胎児となっていきますが、受精しなかった卵子は、そのまま体内に吸収され、消滅します。      それでは、なぜ排卵や採卵がなされるのに、妊娠に結びつかないのでしょうか? 一つの理由として、生活習慣や食生活の乱れによる『卵子の老化』です。   正しい生活を送っている女性の年齢と卵子の年齢は同じか、卵子のほうが少し上です。人の体が徐々に老化していくように、卵子も老いていきます。特に、35歳を過ぎると、卵子の中のDNAが傷つきやすくなり、発育途中で異常が現れやすくなります。 また、長い間体内に保存されていることは、卵子にとって大きなストレスとなっています。   生活習慣や食生活の乱れ、ストレスなどがあいまって、卵子の質は低下し、妊娠の妨げになるのです。 このような場合は、自然薬や漢方薬などで体調を整え、本来、誰もが備わっている妊娠力を高め、質のいい卵子を育てることが有効だと考えています。   しかし、理由はそれだけではありません。   卵子がそれほど老化していない若い人であっても、妊娠に結びつかないことは多々あります。なぜなら、たとえ成熟した卵子であっても、すべてが妊娠可能なわけではありません。卵子には、胎児になれる卵子と、そうでない卵子があるからです。   一般的に、着床できる卵子は、20~30%と言われています。それ以外の卵子は、残念ながらそこまで成長することができません。その20~30%の着床可能な卵子が、いつ、どのタイミングで排卵されるかはランダムです。月経の開始から閉経まで均等に散らばる人もいれば、若い時に集中する人もいます。   残念ながら、胎児になれる卵子なのかを見分けることができないのが現状です。 体外受精の高度医療を受けたとしても、妊娠に結びつかないことがあるのは、こうした理由なのです。      いつ、どのような状況でも、本来自分自身が備わっている妊娠力を高めるために、誰にでも必要なサプリメントではなく『自分に必要な自然薬や漢方薬』を服用できる環境を持っておくのが大切です。 ぜひ、不妊症でお悩みの方はご相談下さい。        鶴見・横浜 不妊専門相談薬局 KANPORO松山漢方相談薬局 TEL 045-718-6801 松山 拓郎                

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