ダイエット 漢方コラム
2020.01.29
こんにちは(∩´∀`)∩
松山漢方相談薬局 鶴見店スタッフ茉佑香です。
ダイエットしている人は特に一番落としたいであろう
脂肪ですが、何か努力をしないと脂肪は落ちません。
また、運動をしたからと簡単に脂肪が落ちるわけではありません。
他にも、脂肪になりやすい食材や脂肪になりにくい食材と
様々な種類があると思います。
脂肪なんか全くいらないという人も多いと思いますが、
脂肪は生きていくには必要なものになります。
今日は脂肪について詳しく載せていきたいと思います。
~目次~
1kgの脂肪の消費カロリー
そもそも脂肪を落とすためにはどれくらいの
消費カロリーが必要になるのでしょうか?
1㎏の脂肪を落とすのに必要な消費カロリーは
約9000kcalと言われています。
しかし、体脂肪の中に水分が含まれているため、
そこからカロリーが少し減って
約7200kcalになります。
1㎏の脂肪を落とすためには7200kcalもの
消費カロリーが必要になるのです。
あまり想像出来ない人も居ると思いますが、
ちょっと汗ばむくらいの運動(30分くらい)を行った時
の消費カロリーが大体100kcalと言われています。
なので、1kgの脂肪を落とすのに毎日頑張って30分
運動をしたとしても3ヶ月はかかってしまうと言われています。
それほど脂肪を落とすということは大変になります。
★内臓脂肪
① 脂肪の付く場所
内臓脂肪は名前の通り内臓や腸間膜に付く脂肪のことを言い、
特に腸の周りに脂肪が蓄積しやすいと言われています。
また、内臓を正しい位置に保つことや内臓同士がぶつからない
ようにクッションの代わりとして働いています。
② リンゴ体型・脂肪が付きやすいのは男性
内臓脂肪が多い人の体型としてはお
腹周りや腰回りに脂肪が付きやすい
ことから『リンゴ体型』と呼ばれています。
内臓脂肪は男性に付きやすいと言われていて、
男性だとビール腹といった体型になります。
③ 皮膚が突っ張っている
内臓脂肪は蓄積されていくと中から膨れていくので、
皮膚が突っ張っている人が多いと言われています。
④ 皮膚の正面の温度が冷たい
内臓脂肪が多くなることで内臓機能は低下します。
内臓機能が低下するということは代謝も低下しやすくなるので
血液の巡りが悪くなり、お腹周りが冷えやすくなります。
⑤内臓脂肪は落ちやすい
皮下脂肪と比べ、内臓脂肪は落ちやすい脂肪になります。
なので内臓機能は溜まりやすく落ちやすいのです。
★皮下脂肪
① 脂肪の付く場所
皮下脂肪も文字通り皮膚の下に蓄積される脂肪のことで、
寒さや衝撃などの外の衝撃から守る働きがあると言われています。
② 洋ナシ体型・脂肪が付きやすいのは女性
皮下脂肪は体温を維持する働きがあり、特に太もも・お尻の
部分に集中していると言われています。
皮下脂肪に脂肪が蓄積されると太もも・お尻に付きやすくなるため
下半身太りで悩む人が多くなります。
脂肪が付きやすい場所として太もも・お尻の下半身と言いましたが、
下半身に脂肪が付き、太くなることで『洋ナシ体型』と呼ばれています。
女性は妊娠や出産により、子宮を保護する必要があるため、
女性の方が皮下脂肪が蓄積されやすいと言われています。
③ 皮膚が柔らかい
皮下脂肪は皮膚の下に脂肪が付くため、皮膚が柔らかく
簡単につまむことが出来ると言われています。
見た目からも皮膚が弛んだように見えてしまうことが特徴です。
④ 皮膚の表面の温度が温かい
皮下脂肪は体温を維持する働きがあるので、触ると温かいです。
しかし、身体が冷えてしまっている場合は触っても冷たい
状態になります。
⑤ 皮下脂肪は落ちにくい
内臓脂肪と違い皮下脂肪は落ちにくいと言われています。
全く落ちないのではなく、内臓脂肪がある程度落ちてから
落ち始めると言われています。
脂肪が付く順番と落ちる順番
脂肪が付く順番と脂肪が落ちる順番について載せていきたい
と思います。
人は痩せた時にどこの部位から落ちていくのか、
太り始めたらどこの部位から脂肪が付いていくのか
詳しく載せていきたいと思います。
ふくらはぎ
↓ ↑
肩回り
↓ ↑
上腕
↓ ↑
太もも
↓ ↑
胸(バスト)や顔
↓ ↑
お腹周り
↓ ↑
腰回り(ウエスト)
↓ ↑
お尻(ヒップ)
↓ はふくらはぎから脂肪が落ちていく順番
↑ はお尻(ヒップ)から脂肪が増えていく順番
もちろん誰もが同じ順番で脂肪が落ち、付くわけではありません。
個人差もありますが大体は上記のような順番になります。
女性が特に落としたいと思っているお腹や腰回りは脂肪が
落ちてきてすぐに落ちるわけではないので、ダイエットを
始めてすぐに結果が出ないからと諦める必要はありません。
太ももだけ痩せたい!などと部分痩せをしたいという人も
悩まれている人も多いと思いますが、脂肪は付いている部位
が多い部分が落ちやすいとも言われています。
また、脂肪は皮下脂肪・内臓脂肪・肝臓脂肪の3種類があり、
肝臓脂肪
↓
内臓脂肪
↓
皮下脂肪
の順番で落ちていくと言われています。
脂肪が付きやすい食べ物と場所
自分が口にした食べ物によって脂肪が付きやすい場合が
あります。
また、その食べ物によってどの部位に脂肪が
付きやすいのかも分かれてきます。
① 腕に脂肪が付きやすい食べ物
・お肉の脂身
・生クリーム
・バター
・アイス
など主に乳製品がメインとなる食べ物を多く摂っている人は
腕に脂肪が溜まりやすいと言われています。
アイスを食べる機会が多い人はなるべく乳製品が少ない物を
選ぶと腕に脂肪が付きにくくなるでしょう。
② 背中に脂肪が付きやすい食べ物
・揚げ物
・オリーブオイル
などの油っぽい食事が多い人は背中に脂肪が溜まりやすい
と言われています。
また、背中はなかなか動かさない筋肉になるので、
運動不足の人だったり、姿勢が悪い人はさらに背中に脂肪が
付きやすくなってしまいます。
③ デコルテ(鎖骨)ラインに脂肪が付きやすい食べ物
デコルテに脂肪が付きやすい物は牛乳です。
良く寝る前にホットミルクを飲むとゆっくりと眠れるように
なると良く耳にしたことがある人も多いと思いますが、
そのホットミルクがデコルテラインを綺麗に見せられない
原因になると言われています。
④ お腹に脂肪が付きやすい食べ物
・ご飯
・パン
・ラーメン
・パスタ
・おせんべい
など主に炭水化物と言われている食事になります。
炭水化物は高カロリーの食べ物が多く、太りやすい
食べ物で有名にもなります。
特に小麦は内臓を冷やしてしまう食材になるので、
お腹に脂肪が付きやすくなると言われています。
⑤ ふくらはぎや太ももなどの足全体に脂肪が付きやすい食べ物
・糖質が高い食べ物
・チョコレート
・ビール
・菓子パンなどのパン類
・調味料で塩分
足を細くしたいと悩まれている人も尾多いと思いますが、
上記の食べ物が足に脂肪を付きやすくしてしまう食べ物
いなります。
足の中で脂肪が付きやすい部位の食べ物をまとめると
太もも=糖質が高い物・菓子パン
ふくらはぎ=菓子パン・塩分
膝上=チョコレート・ビール
となります。
パンは手軽で簡単に食べれるかもしれませんが、
脂肪は付きやすくなってしまうので食べ過ぎには
十分に注意が必要になります。
⑥ お尻(ヒップ)に脂肪が付きやすい食べ物
・ヨーグルト
・炭酸
・ドレッシング
・ドーナツ
・油で炒めた野菜
脂肪が付いてしまうことでお尻のたるみの原因にもなります。
他にも長時間のデスクワークなどによって同じ姿勢が続いてしまう
と血流が悪くなり、お尻に脂肪が溜まりやすくなるとも言われています。
お尻を引き締めるためには運動が一番だと言われていますが、
食べる物に注意していくことも大切になります。
食べる物によってどの部分に脂肪が付きやすくなるのかが
変わってきます。もちろん、必ず上記の物を食べたからと
脂肪に変わるわけではありません。
食事のバランスや食事量をしっかりと意識していくことも
大切です。
太りにくい食べ物
綺麗で健康的に痩せるには食事をきちんと食べないと
いけないと聞きますが、何でもかんでも好きなものを
食べて良いというわけではありません。
脂肪が付きにくい食べ物という訳にはいかないですが、
太りにくい食べものについて載せていきたいと思います。
① 海藻類
ダイエットで太らない食事といえば海藻類と思いつく
人も多いと思います。海藻類は脂質や糖質をほとんど含まない
食材になるので、カロリーも低くダイエットには向いている
食材と言われています。
海藻類とは
・わかめ
・ひじき
・昆布
・めかぶ
・のり
・もずく
など様々な海藻類があります。
ダイエットに良いと言われる成分としては
★フコダイン
わかめや昆布などに多く含まれるフコダインには
食べ物の脂質を身体に蓄積させないようにする働きがあり、
身体に入った脂質を脂肪として蓄積される前に外に排出
させる効果もあるので、ダイエット効果はさらに高くなります。
★フコキサンチン
フコキサンチンという言葉を聞いたことがある人が
多いと思います。
海藻類に多く含まれるフコキサンチンは余分な脂肪を
燃焼させるように働かせる栄養素と言われています。
海藻類は脂肪の燃焼にも役立ち、カロリーも低く
ダイエットに向いている食材と言われています。
② きのこ類
・えのき
・しいたけ
・しめじ
・なめこ
・マッシュルーム
・まいたけ
・エリンギ
など様々な種類のきのこがありますが、キノコは
低カロリーなだけでなく、ダイエット効果が期待出来る
栄養素がたくさん含まれています。
例えば・・・
★ビタミンB群
ビタミンB1は糖質をエネルギーに変える時に必要な栄養素
ビタミンB2も脂質の代謝を良くするために必要な栄養素
となるので、甘い物や脂っこいものが好きな人は
積極的に摂ると脂肪になりにくいと言われています。
★食物繊維
食物繊維は皆さんが知っての通り、腸の働きを整えるため
便秘に良いと言われている食材になります。
身体の中に老廃物や毒素が溜まってしまっていると
血液が汚れ代謝が悪くなり、痩せにくい体質となります。
また、コレステロールや脂肪の吸収を抑える働きがあるので
オススメです。
★キノコキトサン
きのこの栄養分の中でも良く耳にすると思われる
キノコキトサンですが、脂肪の吸収を抑える働きがあるため
中性脂肪を減らす効果があると言われています。
中性脂肪を減らす又は吸収を抑えると言うことで、
生活習慣病の予防となります。
③ お肉
お肉は太らないと言いますが、お肉ならなんでも
食べて良いというわけではありません。
脂身の多いお肉はどうしてもカロリーが高くなってしまい
ダイエットには不向きな食べ物になります。
太らないお肉の選び方とは・・・
・むね肉
・ささみ
・ヒレ肉
・もも肉
・レバー
・肩ロース
などの脂身の少ないお肉や赤身のお肉が
ダイエットに向いていると言われています。
ダイエットに関係する栄養素といえば
★ビタミンB6
むね肉には食べ物の代謝を上げる働きがあるため
ダイエット中でも安心して食べられるお肉になります。
また、筋肉を作るのにも必要な栄誉素となるので
痩せながら筋肉を付けたい人にもオススメです。
★L-カルニチン
お肉の中でも最も赤身肉に多く含まれるL-カルニチン
には脂肪を燃焼させる効果があると言われています。
太りにくい食材を紹介しましたが、食べ過ぎてしまえば
もちろん太りやすくなります。
他にも太りにくい食材だからとそればっかり食べてたら
食事のバランスが悪くなってしまって、健康的に痩せる
ことが出来ないので十分に注意してください。
松山漢方相談薬局ではダイエットカウンセリングを
行っております。
ダイエットに関することだけでなく、体調不良で何か
お悩みのことがありましたらお電話でご予約してご相談ください。
松山漢方相談薬局
鶴見店 045-718-6801
横浜桜木町店 045-341-4823