ダイエット 漢方コラム
2019.06.07
こんにちは(/・ω・)/
松山漢方相談薬局スタッフ茉佑香です。
食べ物の組み合わせでダイエットに良いとされる組み合わせもいくつかありますが、今日は食べることで身体に悪影響はないけれど、お互いの栄養吸収を妨げてしまう食べ物の組み合わせについて載せていきたいと思います。
きゅうり&トマト
サラダやサンドウィッチで良く食べる組み合わせですが、実はきゅうりに含まれるアスコルビナーゼという酵素が、トマトに豊富に含まれるビタミンCを酸化させてしまうのです。
他にもトマトには、ビタミンEが含まれていてビタミンCと合わさることによって美肌効果は上がると言われていますが、ビタミンCが酸化されてしまうことで美肌効果も落ちてしまいます。
アスコルビナーゼはお酢と組み合わせることで抑制することが出来るので、サラダなどはお酢が効いたドレッシングを使うと良いと言われています。
牛乳&チョコレート
ホットチョコレートやココアなどの牛乳とチョコレートの組み合わせは甘いもの好きの人にはたまらないでしょう。
牛乳に含まれるカゼインは、カルシウムやナトリウムの吸収を促進し免疫力を高めると言われています。しかし、チョコレートに含まれるカカオポリフェノールと結合することで、腸から吸収出来なくなってしまうため、どちらも栄養として吸収されなくなってしまいます。
大根おろし&しらす
大根おろし&しらすという組み合わせは、おつまみなどにぴったりで簡単に作ることが出来、よく食卓に出す人も多いのではないでしょうか?
しらすにはリジンという成分が含まれていて、成長や免疫力の向上に必要なアミノ酸の一種と言われていています。
しかし、大根に含まれるリジンインヒビターという成分が、しらすに含まれるリジンの吸収の邪魔をしてしまうのです。
そこでリジンインヒビターを抑えるためにはお酢を使うと良いので、酢醤油をかけて食べることがオススメです。
上記のように当たり前のように組み合わせて食べていた物が、実はお互いの栄養の吸収の邪魔をしていることがあります。
ただ、組み合わせて食べたとしても身体に悪影響はありません。少し工夫することでお互いの栄養の吸収を邪魔しない組み合わせになるので、試してみてください。
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