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2018年06月27日

半夏という薬草 カテゴリー:

気温が上がり半袖やノースリーブでないと日中は過ごしづらい季節になってきました。

 

季節の区分

1年365日を15日間隔で区切ると24になります。   365 ÷ 15 = 24

それを「二十四気」とか「二十四節」と言います。

 

夏至

6月22日がこの二十四節の1つの「夏至」で、北半球では昼が一番長い日です。

6月22日から7月6日までの15日間が 夏至 が支配ずる1つの節気です。

 

小暑

その次の7月8日から始まる15日間を「小暑」と言います。

このころになると徐々に梅雨明けも近くなってくる季節です。

ちなみに2018年の関東甲信地方にかけての梅雨明け予想は7月15日~7月24日ごろと予測されています。

集中豪雨も発生しやすい季節でもあります。

 

半夏生

夏至の日から数えて11日目の7月2日頃から7月7日頃(小暑前)までの 5日間を「半夏生(はんげしょう)」と言います。

なぜ半夏生なんていう名前が付けられたのか?

そのころは「半夏」という植物が生じてくる(正確に言うと半夏が花序をもたげてくる)時期だからです。(半夏生の名前の由来は諸説あります。)

 

田植えを終える目安

半夏生は気候の変わり目として、農作業の大切な目安とされています。

田植えは「夏至の後、半夏生に入る前」に終わらせるものとされ、それを過ぎると秋の収穫が減ると言われてきました。

半夏がその目印にされていたわけです

 

 

目につきやすい特徴的な花

この植物はヘビの頭に似た「仏炎苞(ぶつえんほう)」のある花を咲かせますから非常に目につきやすいわけです。

仏炎苞とは仏像の光背にある炎を形どったものに似ていることから名づけられた植物用語です。

一般的にはミズバショウが仏炎苞のある花としてお馴染でしょうか。

 

 

根絶しにくい雑草なのだが…

この植物は畑の雑草で、農家さんたちは非常に嫌います。

茎の一番下のところに玉ができます。

その玉の大きさは直径0.8~2.0cmくらいで、茎の一番下が丸くふくらんだものですから球茎あるいは塊茎と言っています。

根は球茎の表面からたくさん出ています。

地上部分を刈り取るだけでは、この球茎が残り、また次の年に芽が出てきます。

球茎ごと引き抜くことは難しく根こそぎ駆除するにはしっかり掘り起こさなければならないです。

繁殖力が強く根絶がしにくいです。

その昔、農家のご婦人たちが農作業の合間に雑草として掘り取り、乾燥して薬屋に売って小遣い稼ぎをしていたことから別名「へそくり」とも呼ばれます。

 

半夏という薬草

半夏というのは「烏柄勺(カラスビシャク)」という植物のことです。このカラスビシャクは北海道から九州までどこに行っても見ることができますが、畑でしか見ることができません。

サトイモ科で、地下にある球茎の皮を取って乾燥したものが漢方薬の生薬「半夏」です。

中国の古い薬物書である神農本草経にも見られる漢方要薬の一つです。

強いえぐ味があり使用には注意を要する生薬として「下薬」に記載されています。

漢方で用いられる生薬にはナツメ(大棗)やヤマイモ(山薬)など食材とも共通する穏やかな作用のものが多くありますが、

「半夏」は食材にはならないはっきりとした作用のある生薬の一つと言えます。

 

 

半夏の用途

半夏は単独で使用されることはありません。

他の生薬との組み合わせで用いられますが、特に生姜との組合せは半夏のえぐ味を緩和し、その効果を高めるとして漢方では良く用いられます。

主たる用途は「痰」と呼ばれる有効活用されない水分(水毒と言っても良い)を取り除くことです。

日本は四方を海に囲まれた島国で湿度の害にさらされやすいですし、

特に梅雨時期のジメジメによって体の中に「痰」が増えて起こってくる不調には半夏を配合することが多くなります。

鎮咳、去痰、鎮吐、鎮静などの目的で、六君子湯、半夏厚朴湯、半夏瀉心湯、小柴胡湯、小青龍湯などの漢方薬に配合される欠くことのできない重要な生薬の一つとなっています。

 

田植えの目安になったり、畑の厄介者だったり、へそくりになったり、役に立つお薬になったり、不思議な植物ですね。

もしあなたが現在、漢方薬をお飲みになられていたら、この半夏が含まれているか確認してみてください。

 

 

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