ダイエット 漢方コラム
2018.06.23
自律神経を整える早寝早起き 自律神経が不安定になるとホルモンのバランスも乱れます。 早寝早起きを基本とする規則正しい生活リズムで、自律神経のバランスを整えましょう。 消化や代謝に関わる胃や腸、肝臓などは、夜10時から朝7時ごろまでが休息時間! この時間帯に逆らう夜更かしの生活が長く続くと、自律神経のバランスの乱れにつながります。 また、人間には日周リズムを中心とする生体リズムがあり、さまざまなホルモンの分泌も日周リズムの影響を受けます。 たとえば、成長ホルモンには新陳代謝を活発にして疲労を回復させる力があり、成長期の子供だけでなく、大人にも大切なホルモンです。 分泌量のピークは午前1時ごろと入眠後の約2時間です。 午後11時には眠りにつくのがベストでしょう。 月経周期の後半にプロゲステロン(黄体ホルモン)の作用で昼間でも眠くなる方がいます。 女性特有のホルモンリズムが休息を誘っているのですから、できるだけ休むようにしましょう。 睡眠時間はホルモンに影響がある 夜更かしタイプの方は、早く寝ようとするよりも、朝の起床時間を早くすることです。 早く起きれば、自然に夜は早く眠くなります。 寝る時は、電気やテレビを消して部屋を暗くしましょう。 夜、暗くなると眠くなる日周リズムを作っているのが、睡眠ホルモンと呼ばれるメラトニンです。 メラトニンは暗闇に反応して分泌量が増えます。 明るい部屋は不眠を誘いますから気を付けてください。 メラトニンは抗酸化物質としても働きます。 とくに、細胞のエネルギー工場ともいえるミトコンドリアを、活性酸素から守る働きを持っています。 もちろん、卵子細胞や精子細胞にもミトコンドリアがあり、活性酸素の影響を受けやすいのです。 早寝早起きの規則正しい生活リズムは、卵子や精子の老化を防ぐことにもつながります。 鶴見・横浜 不妊専門相談薬局 KANPORO松山漢方相談薬局 TEL 045-718-6801 松山 拓郎