ダイエット 漢方コラム
2017.03.29
体外受精を選択する方への様々なケース ステップアップにより体外受精を検討する時期の方 これまで妊娠に至らなかった理由をもう一度整理する時期でもあると思います。 不妊原因の有無、排卵や月経の状況がどうなっているかなどに不安を抱えたまま、行き詰まりの果ての体外受精という選択をしようとしているとすれば、ここで一呼吸をおいて充電期間を持ち、心と体の状態を万全にされると体外受精の必要性はおのずと結論がでると思います。 体外受精こそ、良い卵子が作れる『体の力』が必要であり、着床できる子宮内膜の厚さや質が良好でなければ結果は出ません。 妊娠力に自身のない方は、焦らず体の状態を整える勇気を持つことから妊娠に近づく道が開けると松山漢方相談薬局では考えています。 体外受精1回で妊娠しなかった方 採卵された卵子や授精の状況を確認してください。受精卵が沢山できて凍結胚がある場合は、次回は着床するように漢方で子宮環境の改善に取り組みます。 採卵も授精もギリギリの状況だった場合は、次回の採卵までにしっかりと体の動きを回復し卵巣機能やホルモン活動が元気な状態に整えることが必要となります。 ここで、良い成果が得られないまま採卵を重ねることは、かえって体へのダメージを重ねる悪循環となり、体外受精での結果が困難なばかりか漢方で体質改善するにも手ごわい状態に陥ってしまうこととなります。 年齢的な不安から、いきなり体外受精から始める方 加齢による身体機能の衰えは個人差がありますが、必然的に避けられないことですし、女性にはタイムリミットがあるのも現実です。しかし、年齢だけが妊娠できるかどうかを決める条件ではありませんから、自身の妊娠力を把握しながら、一刻でも早く妊娠に向けて体づくりを始めることが大切だと思います。 漢方薬や自然薬で限られた卵子の数が増えることはありませんし、過ぎた時間が戻ることもありませんが、漢方薬や自然薬で体調が良くなれば、今ある妊娠力をしっかりと発揮できるようになります。 これは体外受精と併用される場合にも治療成果を高めることにもつながると考えます。 体外受精が困難な状況だったり、体外受精をしたくないという方 自力の妊娠力を養い高めることで妊娠を目指しましょう。器質的に異常(明確な不妊原因)がなければ自然妊娠の可能性も考え取り組んでまいります。 迷わず自分の体を信じて1年程度(その方の状態によりますが)、きちんと漢方薬や自然薬でケアすれば大きく体質は変わっていきます。 鶴見・横浜 不妊専門相談薬局 KANPORO松山漢方相談薬局 TEL 045-718-6801 松山 拓郎