ダイエット 漢方コラム
2024.08.20
こんにちは( ・∇・)
ダイエットを行ったことがある人は必ずと言っていいほど経験したことがある
かと思われる『停滞期』についてです。
言葉は知っているけれど、なぜ停滞期が起こってしまうのか、停滞期を早く
抜け出す方法などダイエットを行うにあたって知っておいておいた方が良い
こともあるかと思います。
今日は『停滞期』について載せていきたいと思います。
〜目次〜
停滞期とは、体重がある程度落ちるとそこから体重が落ちにくく
なってしまうことです。
ある程度の体重とは、体重の5%落ちた時と言われています。
例えば60kgに人だった場合、−3kg落ちた頃に停滞期が現れやすい
ということになります。
停滞期は全員が同じというわけではなく、人それぞれ続く期間や
タイミングが異なります。
停滞期は、やる気の低下やダイエット失敗の原因でもあり、停滞期が無くなって
ほしいと思っている人も多いと思います。
では、なぜ停滞期が起こってしまうのでしょうか?
① 摂取カロリー(栄養)が少なくなるため
今までは好きなものを好きなだけ食べて太ってしまった人が、
ダイエットを始めることで食生活を見直さなければなりません。
そうなると必ず摂取カロリーは少なくなります。
また、ダイエットを行うことで栄養も偏りやすくなってしまうことも
停滞期が起こりやすい原因でもあります。
摂取カロリーや栄養が不足してしまうことで、
『ホメオスタシス(恒常性)機能』が働いてしまいます。
ホメオスタシス機能とは、摂取カロリーや食事での栄養が不足してしまった時に
身体がこのままだと餓死してしまう・命の危険があると感じてこれ以上の
体重の減少を抑えるために食事からのエネルギーの吸収率を高めてしまいます。
その結果、少ししか食べていないのに体重が太りやすくなってしまい、体重が
減りにくくなってしまうのです。
② 筋肉量の低下
ダイエットを始める時にみなさんが行うことと言えば『食事制限』と
答える人も多いでしょう。
バランスがとれた食事であれば問題はありませんが、ほとんどの人は
極端に食事量を減らしてしまう人が多いかと思います。
無理な食事制限によるダイエットを行ってしまえば、筋肉量が低下してしまい
代謝も落ちてしまい、痩せにくくなってしまいます。
③ ホルモンバランスの乱れ
女性の場合、生理などの影響で女性ホルモン(エストロゲンとプロゲステロン)の
バランスが乱れやすい時期があります。
女性ホルモンであるプロゲステロンの分泌量が増加してしまうと、身体の中に
水分や脂肪を溜め込む働きが活発になるため、一時的に体重が落ちにくい
タイミングが訪れてしまいます。
また、ストレス・栄養不足・冷えなどもホルモンバランスの乱れの原因を
作ってしまいます。
ダイエットを行っていくうえで確認してほしいことが、体重が減らない
原因は本当に停滞期かどうかです。
体重が減らない=必ず停滞期ではない場合があります。
例えば、自分が食べていないつもりでも食べた物を書き出してみると
思ったよりも食べてしまっていることがあります。
停滞期かな?と思ったらまずは自分の食生活や生活習慣を見直してみて
ください。
停滞期中に行ってはいけないこととは?
① 食事量をさらに減らす
体重が減らないと食事量を減らしたくなりますが、停滞期中に
食事を減らしてしまうのはかえって逆効果になってしまいます。
栄養が不足してさらに体重が落ちにくくなってしまうことや、
ホルモンバランスも乱れやすくなってしまうからです。
停滞期だからこそバランスの良い食事を摂ることが大切になります。
② 無理な運動
体重が減らなくなると消費カロリーを増やそうと、さらに運動量を増やしたり
していませんか?
停滞期中に運動量を無理に増やしてしまうとさらにエネルギーが不足してしまう
ため、今以上に体重が減りにくくなってしまったり、停滞期が長引く原因を
作ってしまうのです。
停滞期中はどんなダイエットを行えば良いのか?
① バランスの良い食事
ダイエットを行うにあたって大切なことは『食事の改善』です。
バランスの整っている食事のメリットはダイエットだけでなく、
・体重管理
・様々な病気の予防
・生活リズムが整う
・腸内環境が整う
などたくさんのメリットが考えられます。
バランスの摂れた食事と言われても何を食べたら良いかわからないという人も
多いと思います。
バランスがとりやすい食事は和食となりますので、意識して食べるように
してみてください。
② ダイエット中に行ってたダイエット方法はそのまま
一番大切になってくるのは
『ダイエット中の食生活・生活習慣を変えないこと』です。
体重が減らないからと食事量を落としたり、運動量を増やしてしまえば
かえって停滞期を長引かせてしまいます。
焦らずに今まで行ってきた正しいダイエット方法を続けるようにしてください。
③ 適度な運動
何度も載せている内容になってしまいますが、ジムやジョギングなどの
ガッツリした運動は絶対にやらなければならないというわけではありません。
身体を動かすことが好きな人は運動を多く取り入れたダイエット方法でも
大丈夫ですし、運動が苦手な人は日常生活において少しでも身体を動かすように
心がけるだけでも良いかと思います。
一番取り入れやすいことはエレベーターやエスカレーターではなく階段を使うこと
がすぐにでも簡単に始められるので、ぜひ今日からでも試してみてください。
停滞期をなるべく早く抜けたい・どうしても停滞期が長引いてしまっている人
が行うこととは?
① チートデイを作る
チートデイは好きな物を食べて良い日を作り、身体に痩せるスイッチを
入れてあげる方法になります。
しかし、好きな物を好きなだけ食べて良いというわけではありません。
食生活や生活習慣を崩して良いというわけではないので、空腹時をしっかりと
作って間食を避けることも大切です。
② 食事の内容を見直してみる
停滞期かな?と感じたらまず食事の内容を見直してみてください。
思ったよりも食べている場合も考えられますし、炭水化物に栄養が
偏ってしまっていることもあります。
栄養が偏ってしまっていたら食事のバランスが整えられている和食を
メインとした食事を選ぶようにしてください。
③ ストレスを発散する
ストレスが原因で停滞期が長引くこともあれば、体重が減らない原因が
あります。
効率よくダイエットも行えなくなってしまうため、ストレスを発散出来る
ような趣味や身体を動かすことなどを見つけストレスを溜め込まないように
してください。
④ 質の良い睡眠
睡眠が不足してしまうと食欲を抑制させる『レプチン』の分泌量が減ってしまい、
空腹を感じやすくさせてしまう『グレリン』の分泌量が増えてしまいます。
休みの日など関係なく、毎日規則正しい生活を送って質の良い睡眠を
摂るようにすることが大切になります。
まとめ
今日は停滞期について載せてきました。
停滞期が訪れるタイミングも体重が落ちない期間も人それぞれ異なり、
1週間〜2週間、長い人は1ヶ月続いてしまうという人も居ると思います。
長く続けば続くほどダイエットのやる気低下にも繋がってしまいます。
いつもと同じダイエットをしているのに体重が落ちないと焦ってしまう
気持ちもわかりますが、焦らずに無理なダイエットを行わないように
気をつけてください。
少しでもみなさんのダイエットの助けになればと思います。
松山漢方相談薬局ではダイエットカウンセリングを行っております。
・どんなダイエットをしても痩せない
・脂肪が全く落ちない
・不健康な痩せ方になってしまう
・痩せてもリバウンドしてしまう
・間食がやめられない
などダイエットに関してお困りのことがありましたらご相談ください。
他にも、不眠症・冷え・むくみ・ほてり・ダルさ・気力低下・ストレス・
胃腸が弱い・喘息・免疫力の低下・腰痛・肩こり・手足の痺れ・便秘・頻尿・
不妊症・生理痛・生理不順・PMS・肌荒れ・低体温・アレルギー・糖尿病
などの体調不良でお悩みの人もご相談ください。
松山漢方相談薬局 鶴見店
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