ダイエット 漢方コラム
2023.05.08
こんにちは( ´∀`)
松山漢方相談薬局 鶴見店スタッフ茉佑香です。
自炊を行っていて野菜を使った場合、野菜の皮や種はどうしていますか?
そのまま捨ててしまったりしていませんか?
何か植物を育てるための土の肥料として使うのはもちろん良いことですが、
そのまま捨ててしまっている人はとても勿体無いことをしているので
すぐに捨てるのをやめましょう。
今日は捨ててしまう野菜の一部分のダイエット効果や、健康面でのメリット
について載せていきたいと思います。
〜目次〜
昔から何回も聞いたことがあると思われるのが、
『野菜の皮には栄養がたくさん含まれている』という言葉です。
その言葉を知っているのにも関わらず農薬がたくさん付いてそうで
身体に悪そうだと捨ててしまっている人も多いのではないでしょうか?
大体の野菜は調理前にしっかりと水洗いすることで農薬は落ちると
言われているため、私たちの身体に害を与えることも少ないと考えられます。
それでも心配だという人は野菜を洗うための洗浄剤も売っているので
使用してみてもよいかもしれません。
野菜の皮に栄養があると言われている理由として、土の上で育つ野菜は
たくさん日光を浴びて成長します。野菜の皮が日光が当たることで光合成をして
栄養を作り出すと言われています。
土の中で育つ野菜に関しては、日光が当たらないことから野菜の皮を通じて
葉や茎に栄養を届けるようになるため、野菜の皮に栄養がたくさん集まるのです。
種で捨ててほしくない野菜はカボチャです。
カボチャは皮も種も栄養満点でダイエットにも効果があると言われています。
そのカボチャの種の魅力とは?
① 代謝の向上
カボチャの種のはタンパク質が豊富に含まれています。
タンパク質は血管を強くし、筋肉を発達させる働きがあります。
血管が強くなれば血流も改善されやすく、筋肉量が上がれば
代謝が上がり痩せやすい体質を作ることが出来ます。
血流が良くなることで身体の末端に血液が循環しやすくなり冷えも
改善されやすくなるでしょう。
② コレステロール値の上昇を抑える
カボチャの種に含まれているリノール酸という成分は、コレステロール値の
上昇を抑える働きがあると言われています。
また、コレステロール値の上昇を抑えることで血液をサラサラにし、さまざまの
生活習慣病などの予防にもなります。
③ 抗酸化作用
活性酸素という言葉を耳にしたことがある。という人も多いと思いますが、
活性酸素とは身体を老化させてしまう原因の1つとして考えられます。
カボチャの種には抗酸化作用である、ビタミンやミネラルなどが豊富に含まれています。
見た目だけの老化を防ぐだけでなく、病気のリスクも軽減させる働きも
あると言われています。
④ 消化の促進
カボチャの種に含まれるペクチンという成分が胃の粘膜や腸膜を保護
することで、腸内の善玉菌を増やし胃腸を整える働きがあります。
胃腸の働きを整えることによって、食べ物の消化の働きを促進することが
出来るのです。
⑤ 体力の維持
カボチャの種に含まれるさまざまな栄養素が私たちの身体の体力を増強させ、
疲れにくい身体作りや、免疫力の高い身体作りにも良いと言われています。
その結果体温を維持することが出来たり、身体の機能の維持や向上に良いのです。
⑥ 女性ホルモンを整える
カボチャの種に含まれるリグナンという成分が、女性ホルモンであるエストロゲンを
整える働きがあると言われています。
女性ホルモンを整えることによって、女性の悩みである生理痛や生理不順・更年期障害も
和らげる効果も期待されています。
捨ててしまいがちなカボチャの種にはダイエット効果だけでなく、健康面でも
さまざまな効果が期待されています。
しかし、カボチャの種は高カロリーな食材となりますので食べ過ぎには
十分に注意してください。
今まで捨ててしまっていたという人は、何か料理で工夫して捨てることなく
使うようにしてくだい。
捨ててしまいがちな野菜の皮のさまざまな効果とは?
① 大根の皮
大根の葉っぱは味噌汁に再利用したり、チャーハンに入れたり料理の工夫が
たくさんあるかと思います。
しかし、大根の皮は捨ててしまう機会も多いのではないでしょうか?
大根の皮には消化酵素ジアスターゼという成分が含まれていて、食べ物の
消化の働きを高める効果があります。
消化の働きを高めることで胃腸の調子を整えることが出来るのです。
大根の皮を剥かずに、煮物や漬物などさまざまな使い道もあると思うので
試してみてください。
② にんじんの皮
にんじんの皮は他の野菜の皮と比べ、皮が薄くそのまま食べやすい野菜に
なるかと思います。
にんじんの皮にはβカロテンが他の野菜よりも豊富に含まれていて、
抗酸化作用が期待されるため、身体の老化予防や病気のリスクを下げる
ことが出来ます。
③ 玉ねぎの皮
玉ねぎの皮にはケルセチンというポリフェノールの1種と言われる成分が
含まれています。
ケルセチンには血管を丈夫にし、血液をサラサラにさせ悪玉コレステロールを
減らし、善玉コレステロールを増やす働きがあると言われています。
玉ねぎの皮には
・血流改善
・コレステロール値の低下
・冷えやむくみの改善
・体脂肪を減らす
・骨粗鬆症予防
などに効果があると言われています。
玉ねぎの皮は他の料理に使うことが難しいことから、玉ねぎの皮を洗って
ある程度のお湯で煮出してお茶として飲む方法が良いかと思います。
④ ショウガの皮
ショウガは身体を温める食材として有名な食べ物になります。
ショウガは固形物を買うよりもチューブ状のショウガを使ってしまう
人も多いかと思いますが、ショウガの皮・皮と身の間には身と同様に
辛味成分が代謝の向上に繋がり、ダイエット効果が期待出来ると
言われています。
ショウガの皮は口に残ることが多いため、煮魚をした時に臭み消しや
煮物の臭みを消すためにショウガの皮を使っても良いかと思います。
余った野菜の皮を再度料理するなんて面倒だよ!!
という人も多いでしょう。
そんな人にオススメなのが『ベジブロス』です。
ベジブロスとは、余った野菜の皮や切れ端をお湯で煮出して作る
野菜出汁のことを言います。
作り方はさまざまですが、一つだけ紹介していきます。
野菜くずを両手一杯分鍋に入れ
↓
お水を1300ml入れる
↓
料理酒大さじ1加える
↓
弱火で20〜30分煮詰める
※ お肉などのアクとは違ってアクにも栄養があるため取る必要はありません
↓
ざるで野菜くずを取り出し完成
★冷蔵庫で約1週間
☆製氷機で小分けにし冷凍保存でも可
ベジブロスの使い道としては、
味噌汁・煮物・カレー・卵焼きなどなんでも使える有能食材となります。
野菜の皮だけでなく、捨ててしまいがちな
・キャベツの芯
・にんじんのヘタやおしり
・レタスの芯
・玉ねぎの頭や根
・トマトのヘタ
などもベジブロスには使えるので、ぜひ試してみてください。
まとめ
いつも捨ててしまいがちな野菜の皮や種の栄養や効果について載せてきました。
ダイエット効果はもちろん、健康面でもたくさんのメリットがあるので、
捨ててしまっていたという人は今日のブログを参考に調理してみてください。
松山漢方相談薬局ではダイエットカウンセリングを行っております。
・脂肪をしっかりと落としたい
・健康的に痩せたい
・綺麗、格好良く痩せたい
・辛いダイエットはしたくない
・生活習慣や食生活を改善したい
などダイエットでお困りのことはご相談ください。
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精神的不安・生理痛・生理不順・不妊症・不眠症・肩こり・耳鳴り・めまい・
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