ダイエット 漢方コラム
2020.04.22
こんにちはヽ(^o^)丿
松山漢方相談薬局 鶴見店スタッフ茉佑香です。
『脂肪肝』という言葉をよく耳にする人も多いかと思います。
脂肪肝は女性よりも男性に多いと言われていることと、
太っている人しかならないと思っている人も居るかもしれませんが、
脂肪肝は痩せていてもリスクはあると言われています。
今日は脂肪肝について詳しく載せていきたいと思います。
~目次~
では、まず始めに脂肪肝についてです。
私たちが甘い物や食事を食べ過ぎてしまった時に消費されないで余ってしまった
脂質や糖質は中性脂肪となり、肝臓に蓄積されていきます。
脂肪が肝臓全体の30%を占めてしまうことを『脂肪肝』と言います。
脂肪肝は太った人にしかかからない症状と思っている人も多いかもしれませんが、
痩せている人でも食べている物に気を付けなければ脂肪肝になってしまう可能性
もあります。
また、体重が変わらない&2㎏しか増えてないから大丈夫と思っていても、
食べている物が脂肪に変わりやすい食べ物が多い場合、脂肪肝のリスクは
高くなってしまいます。
ダイエットをして体重を落としたからと、必ず脂肪肝のリスクが無くなると
いう訳ではありません。ダイエットで脂肪が落ちていなければ
脂肪肝はそのままとなってしまうだけでなく、さらに脂肪を蓄積しやすくなってしまいます。
脂肪肝がどのような物かわかっていただけたと思います。
次は、脂肪肝になりやすい原因について載せていきます。
① 食べ過ぎ
脂質や糖質を過剰に摂りすぎてしまうと、カロリーも過剰に摂取してしまい
皮下脂肪だけでなく、肝臓に脂肪が蓄積されやすくなります。
② アルコールの飲み過ぎ
アルコールの90%は肝臓で解毒されます。
アルコールを飲み過ぎてしまうことで肝臓が一生懸命解毒しようと
働きすぎてしまい、肝臓に負担をかけて脂肪が付きやすくなってしまいます。
③ 肥満
太ってしまっている人は必ず太る原因があって、消費カロリーよりも
摂取カロリーが多くなってしまっている状態になります。
食べた分の糖質や脂質が消化しきれずに残ってしまうのが繰り替えされていく
うちに脂肪もどんどん蓄積されやすくなってしまい、脂肪肝となってしまうのです。
④ 正しいダイエットで痩せていない
脂肪肝を改善するためにダイエットを始めようと決意する人も居ると
思いますが、正しい方法でダイエットを行わなければ脂肪肝を無くす
ことは出来ません。
無理な食事制限によって体重を減らしてダイエットを行った場合、
生きていくのに必要な栄養素も不足してしまい筋肉量が落ちてしまいます。
ダイエットで最も落としたいのは脂肪ですが、一時的に筋肉量や水分量が
落ちているだけなので、脂肪はほとんど落ちていないためダイエット成功とは
言えません。
きちんと食事の栄養を摂りながら痩せていくことが大切になります。
脂肪肝が身体に与える影響は、ほとんど自覚症状がないものが多く
知らないうちに病気が進行してしまっていた。。。
というリスクも高くなります。
症状として
・身体がだるい、疲れやすいなどの倦怠感
・食欲不振
・お腹が張る、圧迫されているなどの膨満感
・お腹の痛み
・胸やけ
などが考えられます。
脂肪肝をほおっておくと肝炎や肝硬変・肝がんと命に関わる病気の
リスクも高くなってしまいます。
自覚症状が無いからと脂肪肝をそのままにしてしまうとダイエットだけでなく
健康面でもかなりの影響を与えてしまいます。
健康でいるためにもしっかりと脂肪肝を改善しなければならないのですが、
生活習慣や食生活をどのように改善したら脂肪肝を無くすことが出来る
のでしょうか?
脂肪肝は身体にとって悪影響を与えてしまうものだとわかってもらえた
かと思います。
しかし、脂肪肝にならないため・脂肪肝を改善する方法とは・・・?
① 食生活
脂肪肝を改善するのに最も大切なことは『食生活』です。
食生活の改善と言われても何に気を付けなければならないのか
分からない人も多いでしょう。
脂肪肝を無くすための食生活とは・・・?
☆ 食事のバランス
食事のバランスが偏ってしまっていると栄養が足りないものも増えてきて
過食の原因になってしまうので、毎食の栄養バランスがとても大切になります。
よくバランスの摂れた食事を食べるようにと言われますが、バランスの摂れた食事とは
どんな食事のことを言うのでしょうか?
・主食(ごはんなどの穀物)
・主菜(お肉・魚・卵・大豆製品)
・副菜(野菜・きのこ・海藻)
・汁物(お味噌汁)
を摂れている事がバランスの良い食事と言われています。
上記を見てわかるように、バランスの摂れた食事は『和食』となります。
和食が良いと言いますがたまにはラーメンやパスタ・丼物を食べたい!
という人は野菜を1品プラスして食べるように意識しましょう。
☆ 野菜をしっかりと摂る
野菜を意識して食べている人が多くなってきました。
しかし、今の野菜は昔と比べ1年中摂れる野菜が多くなっているため
野菜一つ一つの栄養価は半分以上落ちてしまっていると言われています。
しかも、よく噛んで食べなければ野菜の栄養素は吸収出来ません。
野菜を意識している人は良く噛むように意識して、野菜をほとんど食べない
という人はなるべく1品は食卓に並べて食べるように意識してみてください。
☆ 過剰な糖質・脂質の摂取
脂肪肝にりやすい1つの原因として脂質や糖質の摂りすぎが考えられます。
食後に甘い物を食べていなくても、間食にジュースを飲んだり、果物を
食べている人は血糖値も急激に上がりやすく脂肪に変わりやすいので要注意です。
砂糖菓子よりも果物の方が身体には良いですが、果物も糖質が多く含まれている
食べ物になるので食べ過ぎには気を付けてください。
☆ アルコールの量や飲む機会を減らす
毎日飲まないと1日が終わった気がしないという人は、1日の飲むお酒の量を
減らすように意識してみてください。
お酒を飲むことで食べ過ぎてしまったり、塩分が濃い物が欲しくなることも
脂肪肝になりやすい原因にもなります。
他にもお酒を飲むとおつまみだけと栄養が偏りやすくなってしまうので、
注意が必要です。
② 生活習慣
☆ なるべく身体を動かす
・休みの日はゴロゴロしている
・仕事の日でもあまり動かない
など運動量が少ないなと感じている人はなるべく身体を動かすように
意識してみてください。
無理にジョギングやウォーキング・筋トレなどをする必要はありません。
休日はゴロゴロしていないで部屋の掃除を行ったり、仕事で出勤する時は
エレベーターやエスカレーターを使わずに階段を選ぶようにするなど
少しの工夫だけでも変わってきます。
1日行ったから終わりでは意味がないので毎日継続して出来ることから
始めてみてください。
今日は脂肪肝について載せてきました。
脂肪肝をまず改善するには食生活の改善が第一に考えられます。
今の食生活が正しいのかどうかしっかりと見直す必要があり、
まとめて全部改善しようとしてしまうと、どれも中途半端になりやすく
途中で挫折してしまう人も多いかと思うので、悪いところは一つ一つ確実に
直していくようにして下さい。
痩せているから脂肪肝のリスクはないと、食べる物に気を使わずに
好きなものを食べていたら脂肪がどんどん蓄積されて脂肪肝のリスクも
高くなってしまうので注意してください。
ダイエットで確実に脂肪を落としたい!という人は松山漢方相談薬局に
ご相談ください。
その人に合ったダイエットを提案させていただきます。
他にも体調不良で何かお困りのことがありましたらお電話でご予約して
ご相談ください。
松山漢方相談薬局 鶴見店
神奈川県横浜市鶴見区豊岡町2-2
鶴見フーガ2 3F
~JR鶴見西口より徒歩1分~
TEL 045-718-6801
松山漢方相談薬局 横浜桜木町店
神奈川県横浜市中区花咲町1-19ー3
セルアージュ横濱桜木町ヴァルール 101
~JR桜木町西口より徒歩3分~
~ブルーライン桜木町駅より徒歩1分~
TEL 045-341-4823