ダイエット 漢方コラム
2020.04.17
こんにちは(つД`)ノ
松山漢方相談薬局 鶴見店スタッフ茉佑香です。
みなさんは『内臓の位置が正しくないと太りやすくなってしまう』という
言葉はを聞いたことがありますか?
内臓が正しい位置にないということは内臓の位置が下に下がっている状態で、
内臓下垂とも言われています。
内臓下垂を放っておくと身体に悪影響を与えてしまいます。
今日はその内臓下垂によっての身体への悪影響について載せていきたいと思います。
~目次~
胃や腸などの内臓が正しい位置よりも下がってしまっている状態です。
特に胃が一番下がった状態を『胃下垂』
腸が一番下がっている状態を『腸下垂』と言います。
内臓が下に落ちたら骨盤に引っかかって止まっていることになるので、
そのまま放置しておくと内臓機能が落ちてしまい、身体に様々な悪影響を
与えてしまいます。
日常生活どんなことが原因で内臓下垂となってしまうのでしょうか?
① 筋力低下
筋肉は身体の体幹やバランスを保つのに必要になりますが、内臓を支える
ためには腹筋を鍛えなければなりません。
しかし、腹筋を行うだけでは表面のお腹の筋肉しか鍛えられないため、
お腹の深層部分であるインナーマッスルを鍛えることが出来ません。
どちらの筋肉も鍛えることで内臓をしっかりと支える事が出来、内臓下垂の
予防になります。
筋力低下の原因は
・浅い呼吸
・身体を動かさないことが多い
・ストレスが多い
などが考えられます。浅い呼吸と身体を動かさないことが筋力低下に
繋がることはだいたいイメージが付くと思いますが、ストレスが筋力低下に
繋がる理由とは・・・?
ストレスを感じることで頭や上半身に意識が向いてしまうことで、お腹に力が
入っていない状態になってしまい、体幹を使うことが出来ないことが筋力低下に
繋がると言われています。
② 姿勢と突番の歪み
姿勢はダイエットの効率を悪くするのに有名な話になりますが、姿勢が悪くなる
ことで骨盤が歪み、体幹の筋力低下に繋がります。
・足を組んで座る
・片足に重心をのせて立つ
・猫背
・そり腰
・スマートフォンをいじっている時
・本を読む時
・いつもカバンを同じ方に持つ
・寝ている時
などが姿勢を悪くしてしまう原因になります。
姿勢の悪さによって骨盤が歪み、体幹の力が上手く使えなくなってしまうため
内臓下垂になりやすくなってしまうといわれています。
③ 食生活の乱れ
食生活が乱れ、特に過食などの食べ過ぎてしまうことが原因と言われています。
毎日のように食べ過ぎが続いてしまうと内臓に大きな負担を与えてしまいます。
食べ物の量だけでなく、お酒の量が多い人も内臓下垂の原因になると言われています。
内臓下垂となってしまったら身体にどんな悪影響を与えてしまう
のでしょうか?
① 冷え性
内臓下垂は内臓が正しい位置よりも下がってしまっているので、
内臓同士がくっついて押し合っている状態になっていることから
血液が十分に流れなくなってしまい、代謝も下がり冷え性の原因と
なってしまうのです。
また、筋肉も熱を作るのに必要となりますが、筋力低下が原因で
熱も上手く作れなくなってしまうことも冷え性の原因と考えられます。
② むくみやすく太りやすい
冷えは内臓機能の低下の原因でもあり、血流の悪さは代謝が下がってしまうことで
太りやすい体質にしてしまいます。
代謝が下がってしまうことは身体に老廃物を溜め込みやすくしてしまい、
脂肪を溜め込みやすくするだけでなく、むくみの原因ともなります。
③ ガスが溜まり便秘になりやすい
ガスや便は腸に溜まります。
内臓が下がっている状態ということは、もちろん腸も下がっている
ことになり、他の臓器に押されてガスが溜まりやすく、便も出にくく
なってしまいます。
ガスが溜まり便秘が続くとお腹が張ってきて苦しくなってしまいます。
④ 胃もたれ
内臓下垂によって内臓機能の働きが悪くなり、胃腸の消化機能の低下
してしまうため消化不良となります。
消化不良が起こるとゲップが出やすかったり、胃がムカムカしたりと
胃もたれの原因になります。
⑤ 生理痛の悪化
下に下がってしまった内臓は子宮や卵巣も圧迫してしまい、血行不良など
が原因で生理痛を悪化させてしまうことがあります。
また、身体が冷えてしまうことももう一つの原因と言われています。
内臓下垂が身体に与える悪影響について載せてきましたが、内臓下垂に
なってしまった場合の対策と内臓下垂にならないための予防は何をすれば
良いのでしょうか・・・?
① ストレッチ
~立って行う方法~
立った状態で骨盤の前傾部に手を置き背筋を伸ばし、お尻を引き締めます
↓
お腹を伸ばすように身体を後ろへ倒します
(顎を引いて行うと良い)
~座って行う方法~
椅子に腰かけ足を揃える
↓
足を浮かした状態をキープ
↓
疲れたら足を下ろし、また繰り返し行う
② 筋トレ
腹式呼吸と言われ、ドローイングという方法となります。
姿勢をまっすぐに意識する
(※背中を反ったり、曲げたりしない)
↓
鼻からゆっくりと息を吸う
(※お腹を含まらすように)
↓
口から息を吐く
(※お腹を凹ませる)
一日に何回と決めるのではなく、気付いた時に意識して行ってみると良いと思います。
座りながらでも立ちながらでも、いつでも行うことが出来るのでオススメです。
内臓下垂はダイエットも効率よく行えなくなってしまうだけでなく、
健康面でも様々な影響を与えてしまいます。
腹式呼吸は痩せやすい体質を作るのにとても良いと言われているので
是非試してみてください。
松山漢方相談薬局ではダイエットカウンセリングを行っております。
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