ダイエット 漢方コラム
2014.06.05
『夏に多い胃腸のトラブル』
胃腸には〇〇漢方胃腸薬というテレビコマーシャルを良く見かけます。
コマーシャルを見ていると、胃腸の不調にはすべて対応できていて、漢方薬だから副作用もなく安心と言うイメージを受ける方が多いのではないかと思います。
果たして本当にそれでいいのでしょうか?
疑問に思わない日本人は、つくづく平和な国だなと思います。
〇〇漢方胃腸薬と言っている製品の主成分は、ほとんどが『安中散』という漢方薬がベースとして入っています。暴飲暴食で胃が弱っている場合、『安中散』では消化を助けるような生薬はほとんど入っていないため効果が期待できません。
簡単に胃腸病と言っても、状態、症状、個人では原因がさまざまで、〇〇漢方胃腸薬ですべて大丈夫とは言えないのです。
胃腸病の原因として、簡単にいくつか例をあげると、胃の粘膜が荒れて炎症を起こしているケースや、潰瘍を生じている場合もあります。
逆に胃腸が冷えて消化機能が減退して、胃液の分泌の少ない方や、心配事があり食欲が低下していたり、過度のストレスで胃腸の調子が悪い方などいます。
したがって、〇〇漢方胃腸薬ですべてに効果があるとは言えないのです。
胃腸薬としては漢方薬が効果のある場合が圧倒的に多いのですが、漢方薬の選定を間違えると効果が期待できない場合や副作用を生じる可能性もあるので、胃腸の不調が気になる方はご相談下さい。
体質に合った漢方薬や自然薬を選ぶことがとても重要なことです。
体質改善や症状などにお困りな方は、ご相談して下さい。
漢方、ダイエット、不妊症、自律神経失調症、更年期障害などのお悩みの方は、ご相談して下さい。
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松山 拓郎