ダイエット 漢方コラム
2014.06.02
『陰虚体質の養生法』
陰虚体質とは、簡単に説明すると『身体を潤せない人や、熱を冷ます機能を失うことが多く、これによって慢性疲労性の熱を伴うようになった体質』をいいます。
陰虚体質の特徴として、手足がほてる、口やのどが乾燥する、肌が乾燥して荒れている、カラ咳が出る、便秘がち、髪のツヤがなくなる、ドライアイになりやすいなどです。 さらには、やせ形で食べても太らない人や、50歳前後の更年期の女性に多い体質で、ひどいと微熱や寝汗が出ることもあります。
生活のアドバイスとしては、炎天下での作業やサウナなどで汗を出し過ぎるのは禁物。こまめな水分補給を心がけましょう。
食事では、辛味や熱性の食材(しょうが、にんにく、ねぎなど)は控え、涼性の食材(きゅうり、豆腐、トマト、黒酢)を多めに摂るといいでしょう。
陰虚体質の方にとっても効果があるものが、以前にも紹介した、不老不死・若返りの高貴薬『瓊玉膏』です。
・『瓊玉膏』の年齢別の使い方
『成長期の小児など』 骨や肉を作らなければならず、陰液は常に充分に補給する必要があり、健康な小児でも、飲んでいると丈夫な体を作る助けになります。
『壮年の方など』 陰陽のアンバランス(長期的な睡眠不足・不規則な生活による精神的・肉体的なストレス・休んでも疲れが取れない)あるいは、手術後・重病・出産・育児などでの体の衰え・強壮強性に効果があります。
『中年・老年の方など』 肝腎の陰液を補うのに、成分中の地黄が効果的に働き、老化防止に役立ちます。 人参・茯苓は陽気を補い、陰陽のバランスをとります。肌のカサツキや長期の咳にも大変効果的です。 詳しくは薬局にて、ご説明いたします。
体質に合った漢方薬や自然薬を選ぶことがとても重要なことです。
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松山 拓郎