ダイエット 漢方コラム
2018.06.12
こんにちは(^◇^) 松山漢方相談薬局スタッフ茉佑香です。 よく耳にする糖質制限が本当に正しいダイエット方法なのかどのようなメリットがあって、どんなデメリットがあるのか載せていきたいと思います。 メリット
糖質を抑えることで痩せる
デメリット
①肝臓・腎臓への負担
②エネルギー不足
③便秘
④人工甘味料
上記のようなメリットやデメリットがあります。 それぞれなぜそのような原因になってしまうのか、詳しく載せていきます。 メリット 糖質をある程度制限したり減らしたりすることで、血糖値の急激な上昇を抑えることが出来ます。 糖質を摂取するとブドウ糖に変化します。摂取した糖質量が多いと血糖値が上昇して、血糖値を下げるためにインスリンが分泌されます。インスリンが余ってしまうと糖質を脂肪へと変えて溜め込んでしまう働きがあるため、太ってしまう原因になります。 その糖質制限により糖質をカットすることで、カロリーを抑えることも出来、インスリンの分泌を抑えることで、痩せやすくなると言われています。 デメリット ①肝臓・腎臓への負担 糖質制限によって炭水化物の代わりに肉類の動物性食品(動物性脂肪)や、タンパク質が含まれる食事が多くなりがちになってしまいます。 タンパク質を多く摂りすぎて分解されずに残ってしまうことで窒素に代わります。その窒素が身体の分解過程で必要がなくなったらさらにアンモニアに変化します。アンモニアは私たちの身体には有害な物質になります。 窒素やアンモニアを身体の外に排出するには肝臓・腎臓の働きが必要になるので、内臓に負担が大きく負担がかかってしまいます。 ②エネルギー不足 糖質も人が生きていくのに必要な栄養素の1つになります。 身体に必要な栄養素をしっかりと摂っていないと低血糖・めまい・ふらふらするなど、健康面で影響が出てきてしまいます。 始めた頃は目に見えて体重が減ってダイエットがうまくいっているように感じますが、一時的に筋肉量や水分量が落ちているだけで、一番落としたい脂肪はあまり落ちません。また、普通の食事に戻せばあっという間に体重は元に戻ってしまいます。 ③便秘 主食である炭水化物(糖質+食物繊維)も避けなければならないので、食物繊維が多く含まれる食材の摂取も自然に減ってしまいます。 また、ご飯にも多くの水分が含まれていて、ご飯をカットすることでも便秘の原因になると言われています。 ④人工甘味料 カロリーを抑えるために甘味を人工甘味料で補っている食品が多く、通常の食品の何倍もの糖分が含まれています。 添加物である人工甘味料は危険(発がん性がある物・肥満や糖尿病の原因になる)な物も含まれているため、糖質を抑えるために添加物を含む食品はダイエットや健康を考えなるべく摂取しないようにしましょう。 糖質も健康に痩せていくのに必要な栄養素の1つになります。 糖質を一切口にしないのではなく、しっかりと糖質も食事に加えて食べるようにしてください。だからと食べ過ぎてしまっては肥満の原因となるので、食べる量には注意してください。 健康的に体重も脂肪も落としたい人は松山漢方相談薬局までご相談ください。 他にも体調不良で何かお困りのことがありましたらお電話でご予約してご相談ください。