ダイエット 漢方コラム
2019.02.05
①バランスの良い食生活をする
日頃の食生活が炭水化物や糖質の多い食事に偏っていれば肥満になりやすくなります。
糖質、炭水化物を減らして、肉・魚・卵・チーズなどのたんぱく質や良質の脂肪を十分摂ってください。
一方で、野菜しか食べないといった極端な食事制限をすると、妊娠に必要な栄養素が不足します。
やはり妊娠を望むのであれば、バランスのよい食生活を送るのが基本です。
②適正体重を保つ
糖質制限はおすすめできません。
糖質は脳や体の活動のエネルギー源として使われるため、とても大切な栄養素です。
ただし、お菓子類や清涼飲料水、パン、麺などの余分な糖質は控え、和食中心の食事に切り替えるだけでも、妊娠しやすい食生活になります。
③喫煙習慣のある人は禁煙を
妊娠に関して、タバコの害は明らかです。
特に、喫煙する女性は卵子の数が、タバコを吸わない女性に比べて半分になるとも言われています。
また、女性が喫煙しなくても、パートナーの男性が喫煙者でその副流煙にさらされると、不妊のリスクが高まります。
男性にも精子の減少、勃起力の低下も明らかになっています。
④大量の飲酒をしない
飲酒は少量であれば、それが直接、妊娠率に影響することはありません。
しかし飲酒が習慣になると次第に量が増え、肥満や生活習慣病につながることもあります。
また、妊娠初期の飲酒は胎児の異常にも関係しますから、妊娠後は飲酒を避けるのが原則です。
⑤カフェイン飲料は、少しならOKです。
コーヒーや紅茶、緑茶などに含まれるカフェインは多く摂りすぎると、妊娠率が下がることが指摘されていますが、1日1~2杯程度の少量であれば、そんなに気にすることはありません。
⑥運動などで、よく体を動かす
運動は疲れない程度で楽しい範囲であれば、どんどんしてもらってかまいません。
運動を習慣にするとストレス発散などで自律神経のバランスが整い、月経周期が安定します。
また、体を動かすことで血流がよくなり、血液中の栄養や酸素が卵巣にも十分に行き渡り、より元気で質のよい卵子をつくることにもつながります。
⑦良質な睡眠をとる
夜に睡眠を促すのは、メラトニンというホルモンです。
このメラトニンには強い抗酸化作用があり、卵子を酸化ストレスから守る働きがあります。
メラトニンの分泌を増やすには、生活リズムを一定にすることです。
夜はできるだけ12時前に就寝し、朝は決まった時間に起床して朝の光を浴びましょう。
早寝早起きの規則正しい生活を心がけてください。
KANPORO松山漢方相談薬局
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