ダイエット 漢方コラム
2013.09.29
Q、性感染症にかかったことがあります
A、感染者の多いクラミジアは卵管障害の原因になります
性感染症には多くの種類があり、不妊の原因になるものも少なくありません。なかでもクラミジアは、子宮内膜炎や卵管炎を引き起こし、その後遺症から卵管の癒着や閉塞が生じて、精子や卵子が通過できなくなることも。また、自覚症状がほとんどないこともあり、知らないうちに感染していたということも。診断方法は、子宮頸管の粘液を採取してクラミジアの有無を調べる方法と、血液から抗クラミジア抗体を測定する方法があります。血液検査で陽性反応が出た場合、クラミジア感染が進行中であるかだけではなく、過去に感染があった可能性もわかります。いずれの場合でも、卵管がダメージを受けて不妊を引き起こしていることがあるので、子宮卵管造影検査などで調べてもらいましょう。
Q,小さな子宮筋腫があります
A、小さければ大丈夫。ただし場所によっては摘出や漢方薬が必要なことも。
子宮筋腫とは、子宮にできる良性の腫瘍のことで、年齢が高めの人に多く見られます。腫瘍が小さければ、妊娠できることが多く、ほとんど問題はありません。ただし、子宮の内側に突出する粘膜下子宮筋腫の場合は、受精卵が着床する場所に腫瘍ができるため、着床障害になる可能性があります。小さくても不妊や流産の原因になるため、その場合は、切除や漢方薬の服用をしていく必要があるでしょう。
Q,平熱が低いと妊娠しにくいのですか?
A,平熱とは関係ありません。ただし、冷え性ならば漢方薬などで改善が必要です。
平熱が低いことは妊娠にあまり関係がありません。しかし平熱が低いだけでなく、いつも手足が冷たいなど冷え性の人は、妊娠しにくくなるので、漢方薬局に相談して下さい。冷え性は血液の循環が悪いことが、原因ですが、卵巣や子宮の血液の流れが悪いと、それらの働きも悪くなります。血行をよくする生活を心がけましょう。
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