ダイエット 漢方コラム
2013.09.27
Q,月経周期が不順で、月経痛もひどいのです。
A,月経不順は数日のずれならOK。痛みが強い場合は子宮内膜症の場合も
月経の初日から次の月経の初日までの間隔を月経周期とよび、通常の場合、28日周期といわれています。実際には個人差があるので、25日~31日の範囲であれば、問題はありません。それを超えると月経不順と呼ばれ、排卵が起きていない場合や、黄体機能不全などの場合があり、不妊症の可能性がでてきます。また、月経痛の強い人は、子宮内膜症や子宮筋腫という病気が潜んでいることがあり、これらも不妊の原因になります。痛みの感じ方は個人差があるので、必ずしも病気ということではありませんが、痛み止めの薬を使用しないと日常生活に支障がある場合は、漢方薬局に相談して下さい。
Q、月経の量が少なくなった気がします。
A、個人差はありますが、卵巣や子宮の働きが低下している疑いがあります。
月経の量は加齢により減少しますが、以前より極端に少なくなった場合は、卵巣や子宮の機能が衰えてきている可能性があり、不妊の原因が潜むケースも。また、流産の手術後に月経の量が減少した場合、子宮内膜が薄くなっていたり、子宮腔内に癒着が起こっていたりする可能性があります。そのような場合など漢方薬局に相談して下さい。
Q,ダイエット後、月経がなくなり、その後に戻りました。
A、再び月経があるなら大丈夫。しかし短期間の減量には注意しましょう。
現在、月経がもとに戻っているなら、妊娠への影響は少ないでしょう。しかし、体重が戻ってもすぐ月経が再開するとは限らないので注意が必要です。過激なダイエットを行うと月経や排卵がなくなるだけではなく、卵巣の働きが低下することも。その結果、妊娠する力が落ちることもあるので、短期間に減量するのはやめましょう。正しいダイエット法や妊娠に不安がある場合など、漢方薬局にご相談して下さい。
不妊症のお悩みご相談して下さい。
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