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ダイエット 漢方コラム

不妊治療を始める前の『③つの心がまえ』

2013.09.16

①赤ちゃんについて二人で話し合おう

不妊治療を始める前に、赤ちゃんに対するお互いの考えを、きちんと話し合っておくことが大切です。赤ちゃんを望む気持ちや強さは、人によって異なり、『赤ちゃんは自然に授かるものだから、待っていればいい』という考え方から、『必要とあれば最先端の医療も試してみたい』という考え方までさまざまです。赤ちゃんに対する考えは、その人の価値観や人生観にも通じます。夫婦の見解がある程度一致しているなら問題はありませんが、一方は治療に積極的、他方は消極的ということも珍しくありません。その場合は、お互いの考えを理解して歩み寄りながら、ふたりの意見をすりあわせることがなによりも大事です。また、人生設計として、子供は何人欲しいのかも話しあっておきましょう。例えば、子供を二人つくる場合、ひとりめとふたりめの間は、少なくとも2年弱はあくことが予想されます。そこから出産年齢を逆算すると、いつ頃までにひとりめを妊娠するべきかなどの予測がついてきます。

②不妊治療はふたりで取り組んで

不妊治療を受けると決めたら、ふたりで協力して取り組むことが肝心です。どちらか片方が検査を受けないと、見つかる原因も見つからず、適切な治療を行うことが難しくなるからです。以前は、不妊の原因は女性にあるという考えから、検査は女性しか受けないのが主流でした。しかし、現在は、不妊治療の約半数は男性にあることがわかっています。男性も必ず検査を受けるようにしましょう。そして、検査の結果、不妊の原因が夫婦のどちらか一方にあることがわかっても、不妊治療がふたりの問題であることに変わりはありません。治療で悩んだときや疲れを感じたときに、お互いを支えられるのは夫婦だけです。相手の気持ちを受け止め、不妊治療に取り組んでいきましょう。

③治療に対するおおまかな方針を決めておこう

不妊治療には時間もお金もかかります。夫婦の精神的負担も少なくありません。不妊治療に疲れ果ててしまわないように、あらかじめ大きな方針をたてておきましょう。不妊治療に対する方針は、夫婦の価値観で自由に決めてよいのです。例えば、『ひと通りの検査を受ける』『人工授精は5回まで受ける』『体外受精は受けない』『予算は〇〇万円までにする』『2年たっても結果がでなければやめる』などです。こうした方針を決めておけば、治療に対するふたりの考え方が明確になり、情報にふりまわされることなく、治療に取り組むことができます。また、何かを決めなければならないときや迷ったときの判断基準にもなります。

 

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