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漢方コラム

不眠の原因を改善する漢方薬について

2013.07.14

●不眠についての漢方薬の有効性

不眠は一症状にすぎず、基礎疾患をいかに把握し治療するかがポイントで、安易に睡眠導入剤など服用しないようにする必要があります。眠れないことが問題ではなく、眠れない原因を取り除くことや、不足しているものを補う必要があります。不眠が起こる原因は体のバランスが乱れているサインであり、そういった体のバランスを無視して睡眠導入剤でごまかした治療を進めていくと、体質的に悪化して行き不眠が改善するどころか不眠症が悪化し、さらに薬の量を増やすという悪循環が起きているのが現状です。漢方薬で不眠が改善することについて、あまり関心を持っていない方が多いのですが、さまざまな問診により、体のどこのバランスが乱れているかが解り、個人に適した漢方薬を服用していくことで不眠の原因を取り除いていきます。

●現代の不眠の現状

現代は『眠らない社会』であると言われているように、人々の睡眠の質、量ともに変化してきている。小学校高学年ですでに不眠を訴える児童は珍しくない。それほど安らぎのない、不安に満ちた社会であることを意味しているのであろうか。一口に不眠というが、不眠とは現代医学的には睡眠・覚醒障害のなかでの不眠障害をいうのであって、すべての睡眠障害をいうわけではない。

●睡眠障害の分類

睡眠障害は、①不眠性障害 ②過眠性障害(ナルコレプシー、ピックウイック症候群など)③睡眠・覚醒リズム障害 ④睡眠時無呼吸症候群 ⑤睡眠時異常行動(夢不安障害、夜驚症、夢遊病)に分類される。

●不眠障害の分類

不眠障害がいわゆる不眠症と呼ばれ、①神経症性不眠 ②感情病、統合失調症などに伴う精神病性不眠 ③薬物、アルコール依存症による不眠 ④脳の器質性障害による不眠 ⑤認知症性老人 ⑥その他、身体因子性不眠(感染、疼痛性疾患、内分泌系疾患など)、環境因子性不眠などに分けられる。

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