ダイエット 漢方コラム
2020.02.28
こんにちは(#^.^#)
松山漢方相談薬局 鶴見店スタッフ茉佑香です。
よくお腹いっぱいまで食べずに腹八分目までの食事に
することが健康に良いと聞きますが、そもそも腹八分目って
どこまで食べることが出来るのか・・・
どんな健康&ダイエット効果があるのでしょうか?
今日は腹八分目について載せていきたいと思います。
~目次~
腹八分目と言われても実際にどれくらいの量の
食事量に抑えれば良いのかわからない人も多いと思います。
腹八分目とはまだお腹に余裕があったり、一口足りないかなと
『お腹がいっぱいになったかな』と感じるところまでです。
その時は物足りないと思うかもしれませんが、満腹中枢が働き始める
時間が約20〜30分後なので後から満腹感を得ることになります。
食事の時にお腹がいっぱいでもう何もいらないというところまで
になってしまったらそれはもう食べ過ぎになってしまいます。
腹八分目にすることで健康面&ダイエットにおいて、
どのようなメリットがあるのでしょうか?
~ダイエット&健康面に関するメリット~
① 摂取カロリーを抑えることが出来る
腹八分目までしか食べないということは、まだお腹には余裕がある
状態になります。
当然お腹いっぱいまで食べてしまうと消費カロリーより摂取カロリーが
増えてしまい、体重&脂肪はどんどん溜まりやすくなってしまいます。
また、時間をかけてゆっくり食べることで約20分後に満腹中枢が働き
始めるため、そこでさらに食事量を抑えることが出来ます。
② 美肌効果
糖質や脂質も痩せるためには必要な栄養素の一つになるので
無理な食事制限によって栄養素を抜いてしまうのはNGです。
しかし、糖分を摂り過ぎてしまうことで肌が乾燥してしまったり、
ニキビの原因にもなり肌が荒れてしまいます。
食事を満腹になるまで摂ってしまうと、食べ物を消化するために
消化器官(胃や腸など)に血液が集中してしまい、皮膚や末端組織に十分な
血液が送れなくなってしまうことが原因で細胞の老化が早まって
シワ・シミ・たるみなどの老化を促進してしまいます。
食べる量が減ると血液が皮膚や末端組織にも巡りやすくなるため、
アンチエイジング効果になり美肌を手に入れることが出来ます。
③ 寿命が延びる
カロリーが制限されることで人間の中にある長寿遺伝子が
活性化され、細胞の死滅を抑えていることから寿命が延びると言われています。
マウスを使った実験で食べ物を制限しないで好きな量だけ食べさせた時と
毎食事の量を80%にした時とで比べたら長生きしたマウスが約1.6倍も
差があったと言われています。
また血糖値、血圧、コレステロール値を改善することが
出来るので生活習慣病の予防になりさらに健康寿命を延ばすことが
出来ると言われています。
④ 内臓への負担が少なくなる
食事を消化するためには内臓の機能が大事になります。
なので食べれば食べるだけ消化する時間も増えてしまい
内臓に大きな負担を与えてしまいます。
他にも消化するには酵素を使うため、代謝を良くするための
酵素がなくなってしまうので代謝が悪くなってしまいます。
腹八分目にすることで食事の量も減るので内臓への負担が少なくなります。
腹八分目を意識して行うことのメリットについて載せてきました。
しかし、腹八分目で食事を終わらせることが難しいと考えている人も
多いと思います。
そこで、次はどのように工夫したら腹八分目に食事を抑えられるのか?
について載せていきます。
『腹八分目に食事を抑えることが難しい・・・』
という人にオススメの食事を抑えるコツについて載せていきたい
と思います。
① 食材は大きめに切る
食べる食材を大きめに切ることで自然に噛む回数が増え、
満腹中枢を刺激しやすくなり少量でお腹がいっぱいになりやすくなります。
噛む回数が増えれば満腹中枢を刺激しやすくなるので、さらにダイエット効果
が上がります。
② 時間をかけてよく噛んで食べる
このブログでも何回も言っている通り、満腹中枢が働き始めるのが
食事を始めてから約20分後ト言われているので、時間をかけてゆっくり
良く噛んで食べることで満腹中枢がさらに刺激されやすくなります。
その結果あまり食事量を摂らなくても満腹になりやすくなり、
摂取カロリーを減らし太りにくくします。
1口で最低でも20回噛むように常に意識してみると
ダイエット効果が上がります。
③ 一口食べたら箸を置く
常に箸を持っていると次から次へとどんどん口に食べ物を
運ぶようになってしまい早食いになってしまいます。
それを防止するためにも、一口食べ物を食べたら箸を置き
食べ終わるまで箸を持たないと決めてしまえば、ゆっくり
噛むように意識するようにもなり、落ち着いてご飯を食べれるように
なります。
④ 大皿ではなく、小皿を選ぶ
だいたいの人は大皿から好きな量を好きなだけ食べれる食べ方を
していますが、大皿で食事をしてしまうと自分が食べた量をも把握
出来なくなってしまい、ついつい食べ過ぎてしまうという人も
多いのではないでしょうか?
自分が食べた量を理解するためにも始めから自分の分を小皿に
取り分けて食べるようにしましょう。
ダイエットにも健康にも良い腹八分目になります。
始めはいっぺんに習慣を改善することは難しいかと思いますが、
少しずつでも良いので腹八分目を意識して過ごしてみてください。
松山漢方相談薬局ではダイエットカウンセリングを行っております。
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