ダイエット 漢方コラム
2014.03.16
春に起こりやすい自律神経失調症に注意
春になると『体調が悪いのに原因がわからない』といった患者さんを多くみます。さまざまな症状が出てくると、内科や整形外科、耳鼻科、婦人科などの一般科を受診する人が多いようです。
しかし、検査を受けてもこれといった異常は見つからず、『気のせいですよ』と言われたり、『低血圧症』『更年期障害』『慢性胃炎』『メニエル症候群』『坐骨神経痛』『生理不順』などの病名がつけられて、対症療法(表面に出ている症状に合った治療をすること)が行われたりします。
しかし、どんなに熱心に病院に通ってもよくならないために、結果としてドクター・ショッピング(何回も医師を変えること)を繰り返すことになりがちです。
漢方療法では、病気の原因を感情の変化、環境、生活習慣の3つが重なり合うことと考え、心と体を総合的にとらえて治療していきます。そのため漢方療法では、体質、食欲、栄養状態、病気の成り立ち、精神状態、生活態度など、その人に関するものすべてが治療のポイントになります。
漢方薬は、人間が本来持っている自然治癒力に働きかけて、心身のリズムを調和させていくものです。
最近では、ストレス社会や食事による添加物、農薬、人工甘味料、病院からの化学物質の大量投与により、肝臓や腎臓に負担をかけ、体のバランスを崩されている方が多く来局されます。
崩れてしまった心や体のバランスを整えるためにも漢方薬や自然薬、サプリメントなどで自然治癒力を引き出し、皆さんの中にある可能性を知るお手伝いをさせて頂きます。
自律神経失調症のお悩みご相談下さい。
KANPORO 松山漢方相談薬局
TEL 045-718-6801