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症状別のお悩み

膝関節炎(膝の痛み)

膝関節炎(膝の痛み)

痛みはさまざまな病気に伴って現れる臨床症状で、誰もが経験したことがあるかと思います。

痛みは疼痛とも表現され、

「疼」は軽度の疼き(うずく、だるい)を指しています。

「痛」は強い痛み(イタい!)を指します。

疼痛は頭痛・心痛・胸痛・胃痛・脇痛・腹痛・生理痛・腰痛・関節痛・神経痛・筋肉痛など広範囲に現れます。

このページでは膝関節の痛みの解説をしていきます。

 

膝とは

膝関節は、大腿骨(太ももの骨)と脛骨(すねの骨)・前面にある膝蓋骨(いわゆる、膝のお皿)から構成されています。

膝の周りの筋肉や、骨と骨をつなぐ靭帯・腱、関節の中でクッションの役割をする半月板や軟骨、潤滑油である関節液などによって、膝関節は安定を保ち、体重の負荷から守られています。

膝の痛みは、これらの膝関節を構成する組織に障害が起こることで生じます。

 

膝が痛む原因

原因としては、スポーツ外傷(けが)によるもの、加齢膝への過剰な負担によるもの、病気他の原因から発生するもの、などがあります。

 

変形性膝関節症

膝の関節が痛む代表的な病気は変形性「膝」関節症が最も多く、膝の痛みの治療を受けている人の大多数を占めています。

変形性関節症は『関節組織のなかでも特に軟骨の慢性退行性変化とそれと同時あるいは続いて起きる骨および軟骨の増殖性変化による関節の形態の変化』と定義されています。

要するにクッション(の弾力、滑らかさ)が減って、摩擦が生じて炎症を起こし、慢性的な炎症により靭帯・腱など周辺組織まで影響が広がり見た目がおかしくなってくるということです。

 

変形性膝関節症の症状

変形性膝関節症は、動き始めや、膝に急激に負担がかかった時の痛みから始まります。

軽症のうちは休めば痛みは取れますが、そのうち少しの負担でも痛みが発生するようになり、正座や階段の上り下りが困難になってきます。

また炎症が強いと関節に水がたまり、膝が腫れて曲げ伸ばしの可動域が狭くなります。そして酷くなると安静時にも痛みが起こり、膝が伸びず歩行が困難になります。

 

漢方から見た痛み

痛みは自覚症状なので、痛みかたの表現はさまざまですが、特徴によって分類ができます。

・風痛――遊走痛(痛む場所が移動する)

・寒痛――攣痛(けいれん性あるいはしめつけられるような痛み)

・気痛--脹痛(はったような痛みあるいは遊走痛)

・瘀痛――刺痛(針で刺すような痛み、あるいはつきあげるような痛み)

・熱痛――灼熱痛(あつくてヒリヒリした感じを伴う痛み)

・虚痛――隠痛(それほど激しくはないが鈍く続く痛み)

これらの痛み方の分類は膝以外のどの部位の痛みでも原因を探る手掛かりになります。

 

膝関節炎と漢方

実際に患部を診て、患部が炎症性の熱を持っているのか冷えているのかなどの判断をします。

また発症からの経過時間から炎症期なのか緩解期なのかを判断します。

・炎症期--患部も温かく風呂に入ると痛みが増すような時期。

・緩解期――風呂に入ると痛みが楽になる時期。サポーターなどで保護すると気持ちよい。

漢方で一番大事になるのは全身の状態です。膝だけを観察しても改善に導けません。

 

松山漢方相談薬局では全身の状態を舌診や脈診によって確認いたします。

 

膝の痛みが出てしまう体質、生活習慣(食習慣、睡眠習慣、運動習慣など)を根本から改善していきます。

 

膝の痛みでお悩みの方は松山漢方相談薬局にご相談ください。

 

 

KANPORO松山漢方相談薬局

 

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