その妊娠力が過労やストレス、
不規則な生活習慣・睡眠時間の遅さ、短さなどによって落ちている方が多いのです。
今の生活習慣をお聞きして、まず養生法を詳しくお伝えします。
妊娠がゴールではありませんから、その養生法は必ず、
妊娠時・出産・そして産後も 必ず役に立つものです。
漢方薬や自然薬・サプリメントなどの長所をうまく組み合わせ、
あなたの月経のリズムに合わせて、お選びする事により妊娠力を高めます。
漢方(漢方医学)とは、東洋医学のひとつで、人間のからだが本来もっている自然治癒力を引き出し、からだ全体のコンディションを整えるというのが基本の考え方です。
漢方の養生法に沿って生活習慣を改善したり、漢方薬、自然薬を取り入れることで、妊娠しやすい体質に徐々に改善していきます。
漢方っていうと、難しいとか理解できないとイメージされている方が多いと思いますが、
実はとてもシンプルで分かりやすいと思います。
簡単に言うと、妊娠力を高めるために足りないものを補う(補法)、妊娠力を妨げるものを排泄する(瀉法)、からだのバランスを整える(中和)しかありません。
ただ、個人では原因、体質が異なるために自分に合ったものを選び、からだの状態に合わせて、適切な量を飲むことが、なによりも重要なのです。
現在、不妊治療を行っているという方も、是非漢方の併用をお勧めしております。
西洋医学での不妊治療と東洋医学の治療はアプローチの方法が異なります。
西洋医学が苦手とする問題点に対して、漢方で問題を解決することで治療成果が高める事が可能です。
自然妊娠を希望される方、体外受精など病院の治療と併用される方どちらにとっても、漢方を取り入れることは大きなメリットがあると考えます。
また、漢方薬には妊娠中も安全に服用されてきたものがあり、体調に応じてご用意することができますので、些細な事と思われてもお早めにご相談いただくことが大切です。
命の尊さを、いつも深く考えています。
自分自身が生まれて来る過程において、
両親がいてその両親にもさらに両親がいて、
数え切れないくらいのバトンを受け継ぎ、
私たちは今を生きています。
もし、そのバトンの中で、たった一人でも存在しなければ、
私という存在は確実にいなかったでしょう。
ただ命を繋ぐだけではなく、
想いや願いも繋いでいくのです。
まずは夫婦が健康でなければ、想いや願い、
命を繋いでさらに未来を広げていくことができないのです。
命の尊さ、大切さを不妊治療というきっかけで、
自分自身をもっと大切にして欲しいと願っています。