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漢方理論について

漢方理論1: 気・血・水(津)

・血けつ・水すい 絶えず体を巡り、体を構成するもの

漢方では人の体は、気・血・水という3つの要素から成り立っていると考えます。「気」とは生命を維持し、活動させるエネルギーのこと。体の中の血(血液)や水(体液)を巡らせているのが「気」です。この3つは互いに影響し合っていて、全身の「気・血・水」のバランスが崩れると、体に不調が起こる原因となると考えます。

漢方理論2: 五臓六腑(五臓六腑)

ぞうろっ 臓器を体の機能や働きで分けたもの
五臓とは肝、心、脾、肺、腎を、六腑とは胆、小腸、胃、大腸、膀胱、

さんしょう(体内の空間)を指します。五臓と六腑は表と裏のような関係で、五臓は栄養を貯蔵して使い、六腑は口から入ったものを仕分けし、栄養を五臓に送り、不要なものは体外に排出する働きをします。漢方で臓と腑とは、臓器そのものだけではなく、臓器の働きも指しています。

漢方理論3: 様々な体質

気虚体質

「気」が足りず、体力が落ちている

人間の活動のエネルギー源である「気」。この気の量が不足しているのが「気虚」体質です。 気は、食べ物が胃腸で消化吸収されて作られます。気虚体質は胃や腸が弱く、消化吸収機能が低下しているため、上手に気を作れない状態のこと。過労も気虚の原因となります。その結果、風邪などのウイルスに対する抵抗力も落ちてしまいます。

血虚体質

「血」が不足し、体が栄養不足になっている

「血虚」は体のさまざまな部位に栄養を行き渡らせる「血」が不足した体質です。肌荒れや抜け毛、爪がかけたり、こむらがえりといった不調が起こりがちで、集中力の低下や不眠のほか、精神的にも不安定になりやすくなります。 女性は生理があるため、男性よりも血虚になりやすいと言われています。また、血虚の状態が慢性化すると、妊娠しにくくなる可能性があるので要注意。

気滞体質

「気」の流れが悪くなって、不調を起こしている

体や心がストレスを受けると気の流れが悪くなって滞り、気滞体質に陥ります。のどが詰まったり、おなかや胸が張るといった症状のほか、眠れない、怒りっぽくなるといった精神的な不調が表れやすくなります。

瘀血体質

「血」の流れが滞って、汚れがたまっている

血液そのものと、血液が運ぶ栄養素や酸素、ホルモンなどを含めた「血」の巡りが悪くなったり、汚れがたまって滞っている体質を指します。「瘀血」の原因はストレスや冷えが多く、更年期でホルモンバランスが乱れても起こりやすくなります。また、生理や閉経、妊娠・出産は、すべて血の機能にかかわっているため、女性は瘀血になりがちなので気をつけましょう。

陰虚体質

「陰」の気が足りず、潤い不足になっている

陰虚体質とは、体に潤いをもたらす「陰」の気が足りず、体内の津液も少ない体質です。陰の気は年をとるごとに減るため、更年期が近い40歳以上によく見られます。寝汗をよくかき、のどや口、目が乾きやすく、血液がドロドロになりやすいのが特徴。秋の乾燥に弱く、咳が出たり、乾燥肌になりがちです。

陽虚体質

「陽」の気が少なく、体が冷えている

体を温める「陽」の気が足りないのが「陽虚」です。体がが冷えやすく、そのために腰や関節に痛みを感じたり、下痢をしやすいなどの症状があります。 寒さに弱くて、冬になると不調になりがち。寝ても疲れがとれません。やる気が出ず、声に力がないといった特徴があり、体がむくんだり、尿の量が少ないといった症状も見られます。

水毒体質

「水」の代謝が悪く、体内に水分がたまっている

津液の代謝が悪くて、体内に水分がたまった体質です。水分の代謝には脾、肺、腎臓が関係していますが、とくに腎臓の働きが低下していると、水分が体にたまりやすくなってしまいます。また、肺と脾に異常があると、むくみや喘息などの症状も現れてきます。

陽熱体質

ストレスなどで体に「熱」がこもっている

ストレスや飲酒、カロリーの高い食事などで体に熱がこもり、不調になっている体質です。ストレスにより肝がダメージを受け、この状態が続くと、脾や胃も弱くなり、心にも影響を及ぼすように。放置すると胃腸炎などの消化器系の病気や、脳卒中、心筋梗塞など循環器系の病気に陥るおそれがあります。