プロフィール

ご挨拶


私が漢方薬局を始める前までに、薬学部の学生時代から社会人になってまで、日本の先進医療(西洋医学)を学んで参りました。
先進医療では、体内の成分を数値化させ画像診断などにより病気の特定、現状の把握、その症状を抑えるためのお薬とは何かを常に考えながら取り組んで参りました。

その中で、病気とはなんなのだろう?
どうすれば病気が良くなるのだろうと考え始めたのです。

先進医療(西洋医学)の中で私が感じていたジレンマを決定づける出来事がありました。
それは、家族や友人たちなどに病気の相談をされたときに、症状を抑えるだけの、全く何も役に立たない薬剤師だと思い知らされたのです。

痛みがあれば、解熱鎮痛薬。
眠れなければ、睡眠導入剤。
不安があれば、精神安定剤。
血圧が高ければ、降圧剤などです。
例を挙げれば切がないほど、症状の緩和(対症療法)が現代医療では当たり前のことだったのです。

それでは、痛みがあれば抑え続ければ、それでいいのでしょうか?
そもそも、なぜ痛みが出るようになったのでしょうか?
そのまま痛みを止め続ければ健康でいられるのでしょうか?
医療にかかる全ての方は、健康でいられることを願っているのではないでしょうか?
そんな問いを私自身に問い続け、今まで病気を見ているだけで、その人自体を見ていなかったことに気が付いたのです。

漢方は身体に現れる自覚症状、顔色、声色、視覚、聴覚、舌の状態などから、体力のレベルがどの程度なのかを推し量る、数千年という時をかけて統計的に発展した医療技術です。
まさしく個人をしっかりと診る技術なのです。

例えば、同じ頭痛でも個人とでは全く違うように、全く違う漢方薬が必要になることも多いのです。
さらには、漢方薬は生薬成分なので厳密にはそれだけで肉体が必要としているものを全て補給することはできません。
そこで栄養療法を併用できるところが西洋医学にはない漢方薬局ならではの特徴なのです。

漢方という医術を駆使し、人それぞれの体力レベルに応じた最適な治療法をプランニングします。
「漢方薬」「生薬」「栄養素」など自然の力を最大限に利用して、自分の力で病気を治そうとする「治癒力」を高める医療を追求し、地域の皆様に貢献できることを願い、努力を続けて参ります。

KANPORO 松山漢方相談薬局
松山 拓郎


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