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●不眠についての漢方薬の有効性

不眠は一症状にすぎず、基礎疾患をいかに把握し治療するかがポイントで、安易に睡眠導入剤など服用しないようにする必要があります。眠れないことが問題ではなく、眠れない原因を取り除くことや、不足しているものを補う必要があります。不眠が起こる原因は体のバランスが乱れているサインであり、そういった体のバランスを無視して睡眠導入剤でごまかした治療を進めていくと、体質的に悪化して行き不眠が改善するどころか不眠症が悪化し、さらに薬の量を増やすという悪循環が起きているのが現状です。漢方薬で不眠が改善することについて、あまり関心を持っていない方が多いのですが、さまざまな問診により、体のどこのバランスが乱れているかが解り、個人に適した漢方薬を服用していくことで不眠の原因を取り除いていきます。

●現代の不眠の現状

現代は『眠らない社会』であると言われているように、人々の睡眠の質、量ともに変化してきている。小学校高学年ですでに不眠を訴える児童は珍しくない。それほど安らぎのない、不安に満ちた社会であることを意味しているのであろうか。一口に不眠というが、不眠とは現代医学的には睡眠・覚醒障害のなかでの不眠障害をいうのであって、すべての睡眠障害をいうわけではない。

●睡眠障害の分類

睡眠障害は、①不眠性障害 ②過眠性障害(ナルコレプシー、ピックウイック症候群など)③睡眠・覚醒リズム障害 ④睡眠時無呼吸症候群 ⑤睡眠時異常行動(夢不安障害、夜驚症、夢遊病)に分類される。

●不眠障害の分類

不眠障害がいわゆる不眠症と呼ばれ、①神経症性不眠 ②感情病、統合失調症などに伴う精神病性不眠 ③薬物、アルコール依存症による不眠 ④脳の器質性障害による不眠 ⑤認知症性老人 ⑥その他、身体因子性不眠(感染、疼痛性疾患、内分泌系疾患など)、環境因子性不眠などに分けられる。

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●体が持っている力を高め、妊娠しやすい体質に改善する

漢方とは、東洋医学のひとつで、人間の体が本来持っている自然治癒力を引き出し、体全体のコンディションを整えるというのが基本の考え方です。漢方の養生法に沿って生活習慣を改善したり、漢方薬を取り入れることで、妊娠しやすい体質に徐々に改善していきます。妊娠力を高める漢方の養生法としてもっとも大切なのは、体を冷やさないこと。体が冷えると、血管が収縮して温かい血液が体のすみずみまで行き渡らなくなります。すると、血液に乗って運ばれるホルモンも運ばれにくくなり、卵巣や子宮の働きも悪くなってしまいます。その結果、排卵や受精卵の着床にも支障が出てくることがあります。体を冷えから守るには、普段から、温かい食べ物や飲み物を摂ったり、半身浴などをしたりして、体を芯から温めることがポイントです。とくに卵巣や子宮のある下腹部は冷やさないようにしましょう。クーラーのあたりすぎや、露出の多い服装を避けることも大切です。

●ホルモンバランスを整え、月経や排卵をスムーズに

漢方薬は、生薬と呼ばれる植物や動物、鉱物などの天然の原料を組み合わせて作られていて、複数の有効成分が含まれています。そのためさまざまな症状に穏やかに作用し、副作用が少ないのが特徴です。漢方薬の効用としては、冷えや貧血が徐々に改善され、ホルモンバランスが整うことがあげられます。月経期、卵胞期、排卵期、黄体期のそれぞれの時期に出るべきホルモンが正常に分泌されるようになると、月経不順が改善し、排卵もスムーズに起こるようになっていきます。このように漢方薬には、体全体のコンディションを改善する働きがあるため、自然に妊娠する力を引き出していくことができるのです。

●質のいい卵子ができ、子宮内膜も整えられる。

加齢によって卵巣機能が低下している人も、漢方薬を服用することで、機能を活性化させることができます。卵巣機能が高まれば、質のいい卵子が排卵される期待もできます。さらに、子宮内に十分な血液がめぐるようになり、卵巣から分泌されるホルモンが子宮内膜に滞りなく指令を出すようになれば、子宮内膜は適度な厚さと柔らかさを保てるようになり、受精卵が着床しやすい状態に整っていきます。

●精子の数が増え、運動性も高まる。

妊娠力をあげるには、男性の性欲や精巣の機能を高める必要があります。そのためには、男性も体の血行をよくすることが大切です。精巣内の血流が悪いと、精子の数や質が落ちてしまいます。漢方薬には、精巣機能を高めて精子の状態をよくしたり、勃起不全を改善したりする働きがあります。漢方の服用を考えたら、まずは、睡眠不足や暴飲暴食の傾向がないかなど、普段の生活を見直してみましょう。これは、男性だけでなく、女性の場合も同様です。日常生活を改善したうえで、漢方薬を取り入れるのが、効果を高めるポイントです。

●自分の体質に合った漢方薬を服用することが大切

漢方薬は、自分の体質に合ったものを選び、体の状態に合わせて、適切な量を飲むことが、なによりも大切です。漢方薬を選ぶうえで、自分で判断することは難しく専門的な知識が必要とされます。とても残念なことですが、病院で処方されている漢方薬の多くが体質に合った漢方薬を処方されていないことが現状です。特に不妊治療されている方は自分勝手に服用せず、ご相談下さい。また、漢方薬は効果が出るのに時間がかかると思われがちですが、症状の経過や体質によって服用期間はさまざまです。また、服用の季節によっても異なりますので、何年も同じ漢方薬を服用することは間違えです。即効性を期待して服用してもらうケースも多いですし、もちろん体質改善に長く服用していくこともあります。

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①血行をよくする生活をこころがける

妊娠を望むなら、まずは血行がよくなるような生活を目指しましょう。女性の場合、骨盤内の血流が悪くなると、卵巣や子宮にも影響が出て、妊娠力を低下させます。男性の場合も、精巣内の血流が悪くなると精子の形成に影響がでることも。女性にとってとくにからだの冷えは大敵です。冷えから血流が悪くなり、ホルモンバランスを崩すこともあります。露出の多い服装は避け、スカートの下にきつすぎないオーバーショーツなどをはいて、おなか周りをできるだけ温かく保ちましょう。からだを強く締めつける服装も、血流を妨げます。男性も女性も、ジーンズやガードルは、適度にゆとりのあるものを選びましょう。血行をよくするには、運動を取り入れることも大切です。ウォーキングなど、普段の生活に取り入れやすいものを選ぶと長く続けられます。

②標準体型を保ち、無理なダイエットはしない。

標準体型かどうかの目安は、BMI値=体重(kg)÷身長(m)×身長(m)から判断できます。BMI値が18、5以上25未満を保つようにしましょう。BMI値が極端に低かったり、高かったりする、痩せすぎや太りすぎの人は、ホルモンが正しく分泌されず、月経や排卵のトラブルを招く可能性があります。例えば、女性で痩せすぎの人は、適度な体脂肪がなく、ホルモンの原料となるコレステロールが不足気味。このためホルモンの分泌が抑制されやすいのです。逆に、太りすぎの人はホルモンを運ぶタンパク質(筋肉)が少なく、ホルモンの流れが滞りやすくなります。とはいえ、無理なダイエットも危険です。短期間に体重が大幅に減少すると、ホルモンの分泌を司る脳の視床下部から指令が出にくくなり、卵巣の働きが悪くなってしまいます。太り気味の場合は緩やかに減量をするようにしましょう。

③ストレスやプレッシャーが妊娠力を低下させることも

女性も男性も仕事などでプレッシャーを感じたり、ストレスを溜め込んだりすると、妊娠力が落ちることがあります。とくに脳の視床下部は、ストレスの影響を受けやすい場所。強いストレスを受けると、妊娠に必要なさまざまなホルモンを分泌するための指令が出なくなることもあります。ストレスは上手に解消するようにしましょう。

●東洋医学のできること

『血行をよくすることや、体重のコントロール、ストレスを溜めないようにすることが大切なことだと解っていても、日常生活の中で規則正しくしていくことは困難です。血行が悪くなり冷えが出てくる原因は一つではなくさまざまです。体質にあった漢方薬が必要になります。ダイエットに関しても、健康的なダイエットでなければ意味がありません。ダイエットの正しい知識が必要になります。ストレス社会の現実から考えてもストレスを減らすことはできません。しかし、ストレスに負けない体づくりをしていくことは可能なのです』

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2013年07月12日

妊娠力を高める食生活 カテゴリー:

●食事はからだづくりの基本。

妊娠力を高めるには、まず健康なからだづくりが大切です。バランスのいい食事をこころがけましょう。健康だと思っていても、不規則な食生活や偏った栄養状態がまねく、貧血気味や冷え性気味といった症状は、妊娠力を低下させます。食事はからだづくりの基本です。朝食を抜くことなどはせずに、毎日3食を規則正しく食べましょう。食事の内容にも注意が必要です。外食やファーストフード、インスタント食品ばかりという食事は考えものです。このような食事を続けていると、カロリーはとれても必要な栄養素が不足してしまいます。野菜や、肉、魚、卵、ごはんなど、さまざまな食材をまんべんなくとりましょう。また、食材を買うときは残留農薬の少ない野菜や、保存料を使っていない加工品など、からだにやさしいものを選ぶことも大切です。

●妊娠力をアップさせるには、栄養素をバランスよくとることが大切。

数ある栄養素の中でも、からだの土台を作るタンパク質や、血液中のヘモグロビンの材料になる鉄、抗酸化作用があり、若返りのビタミンとして有名なビタミンEは、妊娠力アップに欠かせません。また、男性ホルモンの合成に必要な亜鉛、遺伝子情報を担う核酸の合成を助ける葉酸、皮膚や粘膜を正常に保つビタミンA、精神安定に役立つカルシウムなども、妊娠しやすいからだづくりに役立ちます。これらの栄養素をバランスよくとるには、多くの食品を少しずつ食べるといいでしょう。

●妊娠力を高めるおもな栄養素

1、タンパク質(からだの土台をつくる)

タンパク質は皮膚や血管、筋肉などの重要な構成成分です。質のいい卵子をつくるためにも大切です。例(卵、豚肉、魚)

2、鉄(月経で消費する血液の材料)

鉄は、血液中のヘモグロビンの材料になります。女性は毎月、月経で鉄を消費するため、男性以上に必要になります。例(アサリ、レバー)

3、ビタミンE(若返りのビタミン)

抗酸化作用があるためからだの老化防止や、卵子の若返りにも役立ちます。血流やホルモンバランスをよくする働きもあります。例(アボガド、ナッツ類、カボチャ)

4、亜鉛(男性の精子の形成にも)

亜鉛は男性ホルモンの合成に関わるミネラルです。不足すると、精子の数が減少したり運動性が低下するといわれています。例(カキ、ホタテ)

5、葉酸(胎児の先天障害の発症を減らす)

葉酸はビタミンB群のひとつで、厚生労働省が妊娠を望む人に推奨している栄養素。遺伝子情報を担う核酸の合成を助け、胎児の先天障害の発症を減らすといわれています。例(菜の花、レバー)

6、ビタミンA(子宮環境を整える)

目や皮膚、粘膜の健康を保つ働きがあり、子宮環境を整えてくれます。しかし、摂りすぎると体内に蓄積するので注意しましょう。例(うなぎ、ほうれん草)

7、カルシウム(骨や歯をつくる)

カルシウムは骨をつくるのはもちろん、精神を安定させる作用があります。ストレス緩和することで妊娠しやすい状態に導きます。例(牛乳、チーズ、ヨーグルト、小魚)

 

①子宮筋腫

子宮は、平滑筋という柔らかい筋肉でできた臓器です。この子宮の筋肉の一部から発生する『硬くて丸いこぶ』が子宮筋腫です。エストロゲン(卵胞ホルモン)の影響を受けて成長する子宮筋腫は、40歳前後の女性のおよそ30%に見られるほど多い疾患です。発生する場所によって、漿膜下子宮筋腫、筋層内子宮筋腫、粘膜下子宮筋腫に分けられます。子宮筋腫の患者さんでも妊娠し分娩できることが多いのです。では、どのような場合が不妊症となるのでしょうか。まず粘膜下子宮筋腫は、子宮の中に発生しますので、たとえ小さい筋腫でも受精卵の着床を妨げ、不妊症の原因となります。筋層内子宮筋腫でも、胎児の宿る子宮内腔を変形させるものはやはり受精卵の着床を妨げます。また、卵管に近い所にできた子宮筋腫は卵管を圧迫して不妊症の原因となる可能性があります。漿膜下子宮筋腫は不妊症の原因とはなりにくいのですが、あまりに大きいものは卵巣や卵管の働きに悪影響を与え、不妊症となることもあります。

②子宮腺筋症

子宮腺筋症は、子宮内膜症の一つです。子宮内膜症とは、前述の通り、子宮内膜と同じような組織が子宮の筋層内やダグラス窩、卵巣、卵管周囲などに生じて増殖する症状です。この子宮内膜症が子宮の柔らかい筋肉の中に発生すると、子宮が全体に硬く腫れてしまいます。これを子宮腺筋症といい、子宮内膜症の中でも特に月経痛が強くなるのが特徴です。子宮の筋肉が硬くなると、受精卵の着床を妨げると考えられ、その結果、不妊の原因となります。

③子宮形態異常

子宮の形は、西洋梨に例えられます。大きさは、やや大きめの鶏卵くらいです。生まれつきこの子宮に形態異常があるために、不妊症や流産の原因となることがあります。子宮形態異常には、程度の軽いものから重いものまで様々です。弓状子宮や中隔子宮は子宮底の形に異常があるものです。重複子宮というのは子宮が左右にふたつあるもので、膣もふたつあることがあります。子宮の形態異常は、子宮卵管造影によって診断されます。なぜ子宮の形に異常があると不妊症になったり流産しやすいのかは、よくわかっていません。子宮形態異常があっても、普通に妊娠し分娩できる人も少なくありません。特に弓状子宮の場合は、そのまま様子を見ることがほとんどです。中隔子宮や双角子宮で、不妊症や流産の原因となっていると考えられる場合は、子宮の形を整形する手術をお勧めすることもあります。

④子宮内腔癒着

人工妊娠中絶などで子宮内腔の掻爬術を受けたり、また子宮内腔の細菌感染による炎症などで子宮の中が傷ついた結果、子宮内腔に癒着が起こることがあります。これを子宮内腔癒着といいます。子宮内腔癒着を引き起こす細菌としては、結核菌が有名です。癒着が起こると、受精卵が宿る子宮内腔がなくなり、受精卵の着床を妨げ、不妊症の原因となります。自覚症状として、月経の出血量が極端に少なくなることがあります。

⑤子宮内膜炎

膣の中には細菌が繁殖していますが、通常はこれらの細菌や病原微生物は、子宮頚管で分泌される頚管粘液にブロックされて子宮の中まで入り込むことはありません。しかし、いったん病原微生物が子宮の中に入り込むと、子宮内腔で炎症を起こし、子宮内膜炎となります。

⑥子宮内膜ポリープ

子宮内膜の一部が増殖し、良性の腫瘍となったものを、子宮内膜ポリープといいます。子宮の内腔は、お米一粒がやっと入ることのできるくらいの狭いものです。この中にポリープが発生するとたちまち子宮の中を占拠してしまい、受精卵の着床を妨げることになり、不妊症の原因となります。子宮内膜ポリープが発生すると出血が起こりやすくなり、月経前後に不正出血が見られることがあります。

⑦子宮内膜が厚くならない

子宮内膜は受精卵が着床するふかふかのベッドです。卵胞の発育に伴い、卵胞ホルモンの影響を受けてこの内膜は厚さを増し、排卵前後にはおよそ10mm以上の厚さにならないために妊娠が起こりにくいことがあります。妊娠が起こるための子宮内膜の厚さは8mm以上と考えられています。排卵誘発剤のクロミフェンが原因となることがありますが、そのほかの場合は原因不明です。

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30年ほど前までは、不妊症の原因は女性にあると考えられていました。しかし、男性に原因がある場合も多いことが知られるようになり、今では不妊症全体の50%前後を占めると考えられます。男性の不妊原因には以下の症状があげられます。

①乏精子症

精液中の精子の濃度が薄いものをいい、一般的には、精液1ml中、精子数が2000万以下をいいます。自然妊娠の可能性が低くなり、精子濃度が500万/ml以下になると自然妊娠の可能性は著明に低くなります。

②無精子症

精液中に精子が全く見つからないものを言います。自然妊娠は期待できませんが、精巣上体や精巣そのものには精子が見つかることも多いので、あきらめる必要はありません。

③精子無力症

精子の運動能力に問題があるものです。精液中に動いている精子の割合が、50%を下回るものをいい、自然妊娠の可能性は低くなります。

④奇形精子症

正常な形をした精子が、30%に満たない場合を、奇形精子症といい、この場合は受精が起こりにくくなり、自然妊娠の可能性はやはり低くなります。

これらの症状を引き起こす原因

最も多いのは、特発性造精機能障害と呼ばれる原因不明のものです。精巣の中における精子の産生が少なくなっています。精索静脈瘤も男性不妊症の重要な原因の一つです。精巣では精子が作られているのに、精子の運搬に問題がある場合もあります。精子の輸送路が先天的に欠損しているものを精路欠損症と呼び、輸送路が閉塞している場合を精路閉塞症と呼びます。射精された精子が膀胱に逆流する場合を逆行性射精と呼びます。精液量が1ml以下と少ない場合に疑います。染色体異常が原因で無精子症になることもあります。

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①卵管炎

性交渉などを通じて女性の膣や子宮内の侵入した病原微生物が、卵管の中や周囲に広がり炎症を起こすと、柔らかくてもろい卵管は閉塞したり、繊毛を失ったりします。これが卵管炎です。特に卵巣や卵管の周囲の感染症は、付属器炎と呼ばれます。さらに、炎症が広がり下腹全体に広がり始めると、骨盤腹膜炎と呼ばれます。病原微生物として多いものは、クラミジアです。他にも、淋菌、大腸菌などの細菌や、ウレアプラズマ、マイコプラズマなどがあります。クラミジアは大きさで言うと細菌とウイルスの中間に位置する微生物で、性行為を通じて感染します。子宮頸管や卵管内、その周囲に炎症を起こし、症状が進むと卵管の癒着や閉塞を招きます。自覚症状としては、おりものの量が増加し、下腹が重く、時には痛む場合に疑われます。高熱が出ることは稀です。男性では尿道炎の原因となり、排尿時に痛みを感じるようになります。

②子宮内膜症

子宮内膜は、卵巣ホルモンの働きにより子宮の内壁に増殖する組織で、受精卵のベッドとなるものです。月経の時に出血とともにはがれ落ち体外へ出ていきます。子宮内膜症とは、この子宮内膜と同じような組織が卵巣や卵巣周囲、子宮の筋肉の中や、子宮の裏側のダグラス窩と呼ばれる所などで生え始めて増殖するものです。これを異所性の子宮内膜といい、その部位で出血し、炎症を起こし、その結果癒着が生じたり行き場のない血液がたまります。卵巣の中に血液がたまると、卵巣嚢胞を形成し、中の血液が古くなると卵巣チョコレート嚢胞と呼ばれます。また、子宮の柔らかい筋肉の中にできた子宮内膜症から出血が起こると、子宮の筋肉はだんだん硬く腫れてきます。これを、子宮腺筋症と呼びます。卵巣にできた子宮内膜症は、排卵を妨げたり卵巣周囲に癒着を招いて排卵された卵子が卵管に吸い込まれるのを妨げます。自覚症状として、月経時の痛み、性交時の痛み、不妊症が特徴です。特に月経痛がだんだん強くなる場合は要注意です。痛みなどの症状が全くない場合もあります。

③卵管留水腫

卵管に細菌などが感染して炎症を起こすと、卵管内に分泌物や膿がたまって腫れあがります。この状態を卵管留膿症といいます。炎症がさらに進むと卵管の先の卵管采が閉塞し、中の分泌物や膿が吸収され、その後に水がたまります。この状態を卵管留水腫といいます。卵管采が塞がってしまうと、排卵された卵子を卵管内に取り込めなくなり、不妊症の原因となります。もう一方の卵管が正常であれば自然妊娠は期待できます。この卵管留水腫は子宮卵管造影などで発見されます。両者の卵管采が塞がっている場合は、体外受精による治療が有効です。

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①体重の増減や激しいスポーツによる無排卵

肥満やヤセが、無排卵の原因となることがあります。ボディマスインデックス(BMI)が正常範囲の方は、妊娠しやすいと考えられます。このBMIとは、体重を身長の2乗で割った値であり、20~24㎏/㎡を正常値とします。例えば、体重50㎏、身長160㎝としますと、50割る1.6割る1.6で19.5となり、ほぼ正常範囲と言えます。初潮は、ボディマスインデックスが19以上にならないと起こりにくいと言われています。

②内分泌機能の低下

視床下部の機能が低下して、性腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)などの分泌が不十分になり、その結果、排卵が起こりにくくなる症状です。多くは原因不明です。血液検査で血中ホルモンの値を調べることで診断されます。LHやFSHの値が低い場合には、視床下部や脳下垂体の機能低下が疑われます。

③多嚢胞卵巣症候群

無排卵症の原因として最も多いものです。慢性的な男性ホルモン過剰状態が特徴で、高アンドロゲン性慢性排卵障害とも呼ばれます。卵巣にたくさんの小嚢胞が見られます。自覚症状としては、月経周期が長くなるか、無月経となります。症状の強い例では、無排卵に加えて、肥満や、ニキビ、多毛などの男性化がみられます。多嚢胞卵巣症候群の方は、将来、糖尿病を合併しやすいと考えられています。

④卵巣の機能低下、異常

卵巣の中には、卵子のもとである原始卵胞がたくさんつまっていて、片側の卵巣に1個の卵胞が発育し、やがて卵胞が破裂し排卵が起こります。この原始卵胞が極端に少なくなり、排卵が起こりにくくなる状態を、卵巣性無排卵といいます。無排卵症の中でも最も治療の難しいタイプです。そのほかに黄体化非破裂卵胞症候群があり、卵胞が成長して排卵期が来ても、卵胞が破裂せず、排卵が起こらないままに卵胞が黄体へと変化する症状です。基礎体温は2相性となり、排卵が起こっているように見えます。超音波検査で連続して卵胞を観察することで診断されます。

⑤高プロラクチン血症

プロラクチンとは、乳汁分泌ホルモンとも言われるもので、出産すると脳下垂体から大量に分泌され、母乳が出る仕組みになっています。また大量に分泌される授乳期間中は排卵が起こらなくなります。高プロラクチン血症とは、このプロラクチンの分泌が増加する症状で、無排卵や黄体機能不全の原因となります。自覚症状として乳汁の分泌が見られる方もあります。高プロラクチン血症の原因としては、ストレス、甲状腺機能低下、多嚢胞卵巣症候群、脳下垂体のプロラクチン産生腫瘍などが考えられます。胃薬や精神安定剤などの薬剤が原因の場合もあります。

⑥甲状腺機能異常

甲状腺機能の異常には、二通りがあります。一つは甲状腺機能が亢進してホルモンの分泌が増加する甲状腺機能亢進症で、代表的なものにバセドウ病があります。もう一つは、甲状腺機能が低下して必要なホルモンの分泌が減少する甲状腺機能低下症で、代表的なものには橋本病があります。いずれも無排卵症や流産の原因となります。甲状腺機能異常を引き起こす原因としては、ストレスなどが考えられます。甲状腺機能低下症の場合は、痩せすぎが原因となることもあります。

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ホルモンの作用と排卵

卵子が完全に発育を遂げ排卵されるためには、視床下部や脳下垂体からのホルモンと、卵巣からのホルモンの分泌が必要となります。しかし、思春期以前はこれらのホルモンの刺激がないため、卵子は途中で成長を止め、排卵されることなく吸収されていきます。思春期になり、ホルモンの分泌が始まって成長を再開した卵子は、ホルモンの作用を受けて発育を遂げ、排卵できるようになります。

ホルモンの種類と働き

視床下部から分泌されるホルモンを、性腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)といい、下垂体から分泌される2種類のホルモンを、卵胞刺激ホルモン(FSH)と、黄体化ホルモン(LH)といいます。一方、卵巣で分泌されるホルモン卵胞ホルモン(エストロゲン)と、黄体ホルモン(プロゲステロン)といいます。これらは受精卵が着床しやすいように子宮内膜のベッドを整えます。

卵子の数

女性の卵巣の中には、ピーク時で約800万個の卵子がつまっています。これらの卵子は、卵巣の中で冬眠していて、生涯を通じて少しずつ冬眠から目覚め、成長を開始します。卵子の数は、女性の出生時には200万個に減り、その後も加齢と共に徐々に減っていき、思春期になる頃には50万個くらいにまで減ります。通常は50歳台で卵子は枯渇し、閉経を迎えます。精子が男性の精巣(睾丸)の中で絶えず新しく作り出されるのとは対称的に、卵子は生まれ持ってきたものが減り続けるのです。

妊娠可能な期間

月経が始まると同時に、体温が下がり低温相に入ります。そして排卵すると、卵子を押し出した後の卵胞(黄体)から分泌されるプロゲステロンの作用で、体温が上昇し、高温相に入ります。この低温相から高温相に変わる時期に排卵が起こるわけですから、その頃が一番妊娠しやすい時期と言えます。しかし、精子は射精後、約3~7日間受精能を保ち、卵子は排卵後、約24時間受精能を保ちますから、排卵の7日前から排卵後1日位の期間が、妊娠可能な期間と言えます。排卵の期間は個人差がありますので余裕を見たほうがよいでしょう。

ホルモンバランスの乱れ

近年、ストレス社会や食事の欧米化、化学薬品、食品添加物、農薬などによってホルモンのバランスを崩される患者さんが多くみられます。

本来、人間には、それらから守る機能が備わっており体のバランスを正常に保とうとしています。ところが病院の薬などで病気の症状を一時的に止めることに着目し過ぎて、体質を改善するどころか悪化する傾向にもあります。

ホルモンのバランスを正常に保つ人間本来の力を高めることがとても大切だと思います。

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妊娠成立の全体の流れ

①妊娠が成立するためにはまず、卵子が卵巣から飛び出します。(排卵

②この卵子を卵管がその先端で吸い込みます。(卵捕獲

③卵管の中に取り込まれた卵子は、卵管の中を、子宮の方に向かって運搬され、やがて卵管膨大部に達します。一方で膣の中にタイミングよく射精された精子は、その一部が子宮を泳ぎ上がって、やはり卵管膨大部に達します。(射精、精子の旅

④こうして、卵管膨大部で卵子と精子が巡り合い、やがて両者が結合します。(受精

⑤こうしてできた受精卵は、卵管の中を子宮のほうに向かって運搬されつつ、分裂・増殖していきます。(受精卵の分裂と移動

⑥やがて受精卵は子宮腔に入り、子宮内膜に接着した後、子宮内膜の中に潜り込みます。(着床、妊娠の成立

このように、妊娠が成立するためには、①排卵 ②卵捕獲 ③精子の旅 ④受精 ⑤受精卵の分裂と移動 ⑥着床といった一連の現象がとどこおりなく進行する必要があります。

 

●原因不明の不妊も

言い換えれば不妊症とは、一連の現象のどこかに障害が起こっているために妊娠が起こらない状態と考えられます。

現代の科学は妊娠成立の仕組みの全てを解明しているわけではありません。これは、不妊症にも原因不明のものがあることを意味しています。約10%の患者さんは、原因を調べても特に異常がないのに、なかなか妊娠に至らない原因不明不妊と診断されています。

このような場合でも東洋医学は治療の目的となり、本来、人間が持っている妊娠する力を高める、もしくは、体に溜まった不純物を取り除く、冷えを改善するなど漢方薬や自然薬など有効だと言えます。

不妊のご相談お待ちしております。

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